やっと高校受験が終わり、楽しみにしていた夏休みが始まると、大量の宿題と向き合う事になります。

膨大な量の夏休みの宿題を目の前にすると、本当に終わらせることが出来るのか不安になるかもしれませんよね。

そこで今回は、高校生の夏休みの宿題では、どのようなものが出されるのかや、どのくらいの量が出るのか、また宿題を真面目にやるべきなのかについて解説していきたいと思います。

高校生の夏休みの宿題は何が出る?

それでは早速、高校生の夏休みの宿題では何が出るのかをご紹介していきましょう。

高校生の夏休みの宿題では、大きく分けて3つの内容が出されるようです。

問題集など

まず、高校生の夏休みの宿題の1つ目が、問題集系の宿題です。

問題集系の宿題は、学年問わず出される宿題でしょう。

内容としては、下記のようなものが主となっています。

問題集系の宿題

・数学:ワーク集

・英語:問題プリント

・地理:国や首都名などのプリント

・現代国語、古典:問題集1冊

・物理、化学、生物:プリント類

英文読解とその感想文など

高校生の夏休みの宿題2つ目は、英文読解や感想文です。

この宿題は主に、英文の小説などを読み、その小説に関する問題に答えるような形式のものになります。

そしてさらに、その小説を読んだ感想なども、宿題として出されることがあります。

読書感想文やレポート

そして、高校生の夏休みの宿題3つ目は、読書感想文やレポートです。

読書感想文も、夏休みの宿題では定番ではないでしょうか。

高校によっては、課題図書の指定がされている所もありますが、多くは自由に本を選びそれについて感想を書くというものが多い印象です。

高校生の夏休みの宿題は量が多い?

では次に、高校生の夏休みの宿題の量について、ご紹介していきましょう。

高校生の夏休みの宿題の量

まずは国語ですが、1年生~3年生共通して約50~100ページほどの量が出されるとされています。

そして地理は、教科書約10ページほどの内容を、ノートにまとめて提出するという量になります。

現代社会では、高校生は「税についての作文」があり、原稿用紙3枚~4枚程度となっています。

数学に関しては、夏休み用の冊子1冊程度、英語は英単語100語を5回程度練習するという感じの量になっています。

この他にも、予習復習の青チャートなども含まれています。基本の5教科以外にも、読書感想文は原稿用紙3枚~5枚程度が一般的でしょう。

効率的に量の多い夏休みの宿題を終わらせるには

では次に、量の多い高校生の夏休みの宿題を、効率的に終わらせるためのポイントをご紹介していきたいと思います。

ポイント①カレンダーで日数を意識しながら進める

まず1つ目のポイントは、カレンダーで日数を意識しながら進めるという事です。

夏休みは一番長い休みではありますが、それでも提出までの日数には限りがありますよね。

その中で、夏休みの宿題の内容や量を全体的に把握して、2種類に分けると効率が良くなります。

夏休みの宿題2パターン

1つ目は「毎日コツコツ継続して行うもの」、そして2つ目が「一気に集中して終わらせるもの」

毎日コツコツ継続して行うものと、一気に集中して終わらせるものとのバランス配分を最初にスケジュール管理しておくと、ペースを掴みやすいと思います。

コツとしては、7月中にある程度終わらせておきたい宿題を決めておき、集中して終わらせておくと夏休み後半余裕が出来ますよ。

ポイント②ボリュームのある宿題を先に終わらせる

2つ目のポイントは、ボリュームのある宿題を先に終わらせるという事です。

高校生の夏休みの宿題を効率的に終わらせていくには、可能な限り夏休みの前半にペースを上げて進めていくと良いでしょう。

夏休みの前半にある程度進めておくと、自分の中で苦手な部分や分からない部分が明確になります

その状態で、夏休み後半を迎えれば友人と相談したり、部活などで学校に行く機会がある時に、先生に質問することも出来ます。多少時間がかかる宿題でも、夏休みの前半なら気持ちにも余裕があるので焦らずに済みます

ポイント③苦手な教科はテンプレを上手に活用する

そして3つ目のポイントは、苦手な教科はテンプレがある場合はテンプレを活用するという事です。

例えば、高校生の宿題でも定番の読書感想文などは、本やネットなどで書き方のコツやテンプレートなどが載っています。

テンプレートを使って、穴埋め感覚で書いていくのも、効率よく宿題をこなしていく為には有効な手段です。

自由な題材であればあるほど、構成を決めるまでに時間がかかってしまいます。そのため、事前に全体像が出来上がっているだけでも、量が多い夏休みの宿題を終わらせるスピードが違ってきますよ。

高校生は夏休みの宿題を真面目にやるべきか?

それでは最後に、高校生の夏休みの宿題は、真面目にやるべきなのかについて解説していきましょう。

高校生にとって夏休みは、そのあとの大学受験などに繋がる大切な時期でもありますよね。

このような期間に、真面目に学校の宿題をやるべきなのか悩む人も多いかと思います。夏休みの宿題を真面目にやるべきかについては、その後の進路によっても違ってくるようです。

推薦組は真面目にやるべき

まずは、推薦組は真面目にやるべきという考え方についてです。

その後の進路で、推薦を狙っている場合は、普段の授業態度や成績がものを言います

そのため、大量に出る夏休みの宿題をしっかり終わらせ、その後行われるであろうテストである程度の点数を取ることが、とても重要になってきます。

推薦組の場合は、先生からの評価もとても大切なポイントなので、推薦でその後の進路を考えている場合は、夏休みの宿題は真面目にやるべきと言えるでしょう。

一般受験組は場合による

では次に、一般受験組の場合についてです。

一般受験を考えている場合は、少ない高校生活の時間を有効に使う必要があります。

そして、推薦組と違い日頃の成績よりも、一発勝負で力を出す事が大切になりますよね。

このような場合は、夏休みの宿題を真面目にやるよりも、受験に必要な知識を身につける方に力を注いだ方が良いと言えるでしょう。

しかし、もし夏休みの宿題の内容で、自分が理解できていないと感じた箇所があった場合は、一般受験の際に思わぬミスをする可能性があります。

そのため、学習内容が曖昧だと感じる部分については、しっかり復習をして頭に入れておくようにしましょう。

しかし、限られた時間を有意義に使いたいと思っても、夏休みの宿題は提出しなければなりませんよね。

おすすめ!

そこで選択肢の1つとしておすすめなのが、宿題代行を利用するという事です。

高校生の夏休みの宿題は、1学期の復習目的が大半を占める為、学習内容をしっかり理解していれば宿題を自分でやらなくても問題ありません。

受験のための勉強をしっかり行いながら、夏休みの宿題もきちんと提出するために宿題代行サービスを利用するのも戦略的にはアリでしょう。

学校での学習内容がしっかり理解している状態なら、宿題代行サービスを賢く利用して、時間を有効活用してみましょう。

まとめ

さて今回は、高校生の夏休みの宿題の内容や量、また夏休みの宿題は真面目にやるべきなのかについて解説してみました。

高校生の夏休みは、その後の進路に関わる貴重な期間でもあります。

しかし、出される宿題の量はやはり多いのが一般的です。

夏休みの宿題を真面目にやるべきかについては、推薦組か一般受験かによっても異なります。

一発勝負の一般受験の場合は、宿題代行を利用して受験に向けて勉強をするべきですし、推薦組なら有利になる日頃の成績も重視する必要があるでしょう。