「大学に行きたくない」「勉強がつまらない」このような理由によって大学の中退を考えている理系の方が多くいらっしゃるのではないかと思います。

大学の中途退学を考えている理系学生は、中退後の進路または中退したときのデメリットについて、不安や疑問をお持ちではないでしょうか。

理系の場合は、学年が上がるにつれて講義内容が難しくなり課題も多くなるので、大学に行く気力を失ってしまう人がよく見られます。

そこで今回の記事では、「大学をやめたい」という理系の方向けに、「理系が大学を辞めたくなる理由TOP3」「大学中途退学後の末路」「大学をやめたい理系にオススメな学生生活が一気に楽になるライフハック」これらに関して解説します!

「大学をやめたい」と思うその理由によっては、在学中に解決可能な場合も見受けられますので、本記事を参考にしていただければ幸いです。

理系学生が大学を辞めたくなる理由TOP3

大学の中途退学を選択する、そのような学生の理由としては、「経済的理由」が最も多いと言われています。その他の理由としては、学業不振や人間関係など人それぞれ異なります。ここでは経済的理由は除外して、特に理系が大学を辞めたくなる理由を3つご紹介します。以下で確認してみましょう!

課題が多くて辛い

理系は課題やレポートが非常に多いことが、「大学に行きたくない」と感じる理由の1つだと思います。現在コ○○禍でオンライン授業という理由もあるのですが、理系の授業は課題が多く出されます。

頑張って課題を仕上げても、1週間後にはまた提出しないといけないという場合もあり、「自由な時間が取れない」など、課題が精神的な負担になってしまうケースがあります。加えて理系学生、特に物理、化学、生物、工学系の学部は実験があるので、そのレポートも作り上げなくてはならず、毎週地獄になりがちです。

実験科目はたいていの場合必修科目で、さらに1回でも未提出になると科目不合格となり、適当に書いても再提出となるので、毎週落単の恐怖に追われながらレポートを書く、ということもあるかもしれません。

このように理系学生の生活は課題やレポートに追われる日々ですので、人によっては「大学をやめたい」という気持ちに傾いていってしまう可能性があります。

授業についていけなくなった

次に理系が大学を辞めたくなる理由として、授業が難しくついていけないという点が挙げられます。

大学の授業は高校までの授業とは難しさのベクトルが異なります。高校までは解法や公式を覚えることが勉強でしたが、大学では公式を導出しその適用範囲を吟味して問題に役立てるというような勉強、言い換えれば学問を学びます。

大学では、ただ参考書の内容を覚えるような場合と異なり、授業内容をしっかりと理解し自分の頭の中で理路整然と整理する、ということが求められます。

理系はどこの学部でも必修で数学と物理を取ることが多く、これらの科目では特に上で述べたことが求められます。複雑な微積分やフーリエ変換などはどの学部でも学びますが、一朝一夕で身につくものではありません。

授業内容が難しいので、コツコツと勉強しなくてはならず、そのような習慣がないと授業についていけないことがあるかと思います。特にオンライン授業では、後で見ようと授業を貯めてしまい、その結果落単してしまったという人をよく見かけます。

このように、授業が高校までよりも格段に難しく授業についていけない、それが積み重なって「大学がつまらない」「大学から離れたい、やめたい」と感じるようになるケースもよくあるようです。

精神を患った

第三の原因として精神を患ってしまったという理由もよく見られます。

先ほど説明した「課題が多い」「授業についていけない」ために精神的に辛くなってしまう人が良く見受けられます。またその他にも、サークルやゼミ、教授との人間関係につまずき、相談できる人もいないためどんどん気持ちが落ち込んでしまい、学校へ通えなくなる、という場合もあります。

このような理由で精神的に病んでしまい、大学を辞めたくなる、という理系の方も意外と多いのではと思います。

大学を辞めたい理系が知っておくべき中退後の末路

大学を中退し、辞めてしまうとどのようなデメリットがあるのか、3つほどご紹介します。「大学をやめたい」と感じても、このようなデメリットがあることを把握しておくことが重要です。

最終学歴が高卒になる

大学を中退すると経歴としては、「◯◯高校を卒業→△△大学を中退」となってしまいます。大学を中退した時のデメリットで最初に挙げられることが、就職活動でこのような経歴がネックになる場合がある点です。中退の事情にもよりますが、就活では不利な状況であると捉えられてしまう可能性が高いでしょう。

採用担当者に「嫌なことがあったら、仕事もやめてしまうかも……」という印象を与えてしまいやすいのです。

また、経歴上は「高卒」と同じ扱いなので、「大卒以上」の求人に応募できない、基本給が低い、といったリスクも覚悟しなければなりません。

交友関係が減る

中退後に、同期や先輩、後輩など大学の友達と気まずくて会いにくくなるといったことも考えられます。

大学を中退した理系をみてみると、大学を辞めたあと大学での友達と現在の自分を比較して劣等感を覚えてしまうケースがよく見られます。

相手が大学生活を楽しんでいたり内定を貰っていたりしていると、大学を辞めた自身に劣等感を覚え、友達を無意識に避けてしまい、そのまま疎遠になってしまうというケースもあるようです。

奨学金返済地獄

大学を中退すると、学費や施設費などそれまでに支払っていたお金がすべて無駄になってしまう他、金銭面で不利が生じます。

また、奨学金を利用して大学に通っていた場合、中退後は学生ではなくなるので返済が始まります。手続きによっては、支払猶予を申請することもできますが、中退後の学生は大卒より稼ぎのいい職に就くことが難しく返済には苦労することになるでしょう

大学を辞めたくても理系を卒業した方が無難なワケとは

大学を辞めたくても、できるだけ卒業するほうが無難な選択だと思います。

というのも、上で述べたように大学中退には少なからずデメリットが存在するからです。加えて大学を卒業することは、就職面で非常に有利に働きます。

特に理系の学部の卒業は、進路の選択肢を広げるという点で大きな武器となります。大学中退も人によってはメリットがあります(起業など)が、そうではない平凡な学生には大学卒業をおすすめします。

大学を辞めたい理系にオススメな学生生活が一気に楽になるライフハック

大学をやめたいと考えている、悩んでいる方に試してみて頂きたいライフハックを3つご紹介します。ぜひ、ご自身の状況に合わせてご覧ください。

休学する

「大学をやめたい」と感じている人に最初にオススメしたいことが、「休学」です。休学にもデメリットは多少ありますが、中退するよりも進路等に与える影響は少ないです。

休学を選択した場合、自分の時間を作り出せるという利点に加え、学生という身分をそのまま残すことができます。休学の事情をしっかりと用意すれば、就職でもマイナスになることはありません。

そのため大学を辞める前に、休学という選択肢を考慮してからでも遅くはないと思います。個人的には1番オススメです。

学生相談室を使う

大学の中退を考えている場合は、まず第三者に相談してみることで気持ちが楽になることがあります。「大学をやめたい」という気持ちは、親や友人などの親しい間柄の人であっても相談しづらい悩みだと思います。

ほとんどの大学には学生相談室や学生支援センターが設置されていますので、それらの相談窓口を利用するのがオススメです。学生相談室の職員はプロのカウンセラーですので、一人で悩んでいては気づかないようなアドバイスを頂けることがあります

最終的に大学中退を判断するのは自分ですが、できるだけ多くの情報を参考にして、慎重に大学を辞めるか検討しましょう。

課題代行サービスを利用する

大学での課題の多さが憂鬱になって「大学をやめたい」と感じている方向けにご紹介させていただきたいライフハックが、「課題代行サービス」です。

これは業者にお金を支払ってレポートなど代行してもらうというサービスです。

Twitter等のSNSでも個人業者がサービスを提供している場合もありますが、「コピペの濫用」「納期遅れ」などのリスクが挙げられるため、クオリティーは保証できません。

>>課題代行のトラブル!事前に防止する方法と起きた場合の対処法を解説

そのため、大学の課題の代行は法人業者に依頼するのがおすすめです。弊社、宿題代行Yattokuでは現役東大生をはじめとする優秀な学生スタッフが多く、理系の専門的なレポートでも対応することが可能です。またコピペや作り置きは絶対にないと保証されているので、代行がバレる、剽窃になるということは理論上起きえません。