大学1年生は履修した授業の単位は全て取り切らないといけない、フル単思考であることが多い印象です。私も大学一年生の頃はフル単思考でしたが、実際はフル単である必要性はあまりないことに気づきました。そこで今回はフル単じゃなくていい理由を5つ解説します。

フル単じゃなくていい理由①卒業の条件ではないから

当たり前のことですが単位を修得する目的は大学を卒業するためです。卒業論文や必須な実習など、大学の卒業要件は単位以外にも存在しますが、規定数の単位修得は必ず卒業要件に含まれます。そのため世の大学生は必死になって単位を取りに行くわけです。

指定された単位を規定数以上修得することで晴れて大学を卒業できるわけですが、ここにフル単じゃなくてもいい理由があります。

それは卒業に必要なのは一定の単位数であってフル単ではないからです。フル単だからといって卒業できるわけではありませんし、フル単じゃなくても卒業はできます。例えば、フル単であっても毎年20単位ずつしか単位を修得していなかったら、ほとんどの大学では卒業要件を満たせないので卒業はできません。逆にフル単じゃなくても毎年30単位程度修得していれば卒業が可能な大学がほとんどです。

卒業にとってフル単は有利であるが、フル単は卒業の条件ではないため、フル単じゃなくてもいいのです。

フル単じゃなくていい理由②就活に関係しないから

大学に進学した人で、真剣に学問を追求したいと考えていた人はあまり多くないと思います。一定数の高校生、大学生は日本の学歴主義に則って大卒というカードを持ちたいため大学に進学したと思います。

そしてフル単であることが就活に有利不利になるかというと、全く関係ありません。就活において重要視される点は人間性や動機であり、フル単かどうかではないからです。就活時には成績証明書というものを提出して卒業見込みがあることを証明する必要がありますが、成績証明書に印字される内容は修得した単位のみで落とした単位は印字されません。そのためフル単かどうかが企業側に伝わることはありません。

フル単は再履修がないため就活のための時間を捻出できる点で有利ですが、フル単自体は就活に関係しないのでフル単じゃなくてもいいのです。それよりもGPAを気にしましょう。

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フル単じゃなくていい理由③限界を超える必要はないから

フル単を目指すためには相当な労力を要します。大学のカリキュラム的に3年間あれば卒業要件を満たすだけの単位を修得できます。多くの四年制大学の卒業に必要な単位数は120~130単位であるため一年間で40単位程度修得すればいいわけですが、科目数に換算すれば20科目程度になります。

もし20科目すべてで期末試験があれば勉強量は計り知れないほどになり、フル単を目指すには徹底した準備が必要です。フル単を目指すには生活のほとんどを勉強に充てる必要がありますが、大学生はアルバイトやサークルなどを並行する必要があり、時間を確保することが難しいです。

睡眠時間や様々な事柄を我慢してフル単を目指し体調や精神を崩してしまっては本末転倒です。

限界を超えてしまうくらいならば、フル単じゃなくてもいいのです。フル単よりもあなたの体の方が大事ですし、フル単じゃなくても卒業はできるからです。

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フル単じゃなくていい理由④他に大事なことがあるから

大学生は勉強するために大学に進学したのだから勉強が第一であると言いますが、私はそうは思いません。

人生の中で大学生活ほど自由な時間で溢れた時期はありませんので、単位を取るために多くの時間を費やすことは主観ではありますが非常に勿体ないです。

これだけの時間があれば、様々なコミュニティに属することもできますし、お金を貯めてどこへだって行けます。将来のために自己研鑽や資格取得も有意義ですし、趣味に没頭してもいいです。ボランティア活動をしてみてもいいかもしれません。大学は人生の夏休みと揶揄されるように、無限大のような時間があります。

また、世界に触れて様々な経験を得ることは勉学以上に価値があると私は思いますし、後々に利益になって返ってきます。直近だと就活時の自己アピールで使えるなど、大学以外の経験が必ず生きてきます。

大学が想定するカリキュラムでは科目数が多すぎて時間がないということもあるでしょう。しかし、単位はいつだって取れます。1年生の授業を後回しにしてもいいのです。

他に大事なことがあるならば、フル単じゃなかったとしてもプラスの経験としてあなたの財産になります。ただし、授業を疎かにしすぎると卒業が怪しくなるため適度にこなす必要はあります。

フル単じゃなくていい理由⑤成長に繋がるから

フル単じゃなかったとしたら何かしらの単位は落としているわけですが、その事実があなたの成長に繋がると私は思います。ただし、プラスの成長ではなくマイナスを改善する成長です。

フル単じゃなくてもいい理由はありますが、だからといってフル単じゃなくてもいいわけではありません。フル単じゃなかった時、「あの時こうしていれば良かった」という瞬間が必ず訪れます。単位を落としたのは怠惰が要因かもしれませんし、期限を守れなかったことが原因かもしれません。準備不足が原因かもしれません。

いずれにせよフル単じゃなかったということは単位修得に『失敗』したということです。フル単じゃなかった『失敗』はまだ取り返しのつくものですが、今後同じような『失敗』をしたときに取り返しがつくとは限りません。

例えば、社会人になってから大事な案件の資料を期限までに作成できなければ企業および自身に多大な被害が生まれますし、大事な商談に準備不足で挑んで失敗し、自身のキャリアに傷がつくかもしれません。

このように単位を落とした要素は将来的にも不利な要素として働く可能性があります。フル単じゃなかった時、同じことを繰り返さないために原因を究明し、改善することで自身の成長となれば、フル単じゃなかったとしても「よかった」となると思います。

まとめ:フル単は目指すべきなのか

フル単じゃなくてもいい理由をこれまで解説してきましたが、フル単の方がいい理由も様々あります。結局どっちなのかという話ですが、個人的にはフル単は目指すべきです。

フル単じゃなかった場合、これまで授業を受けてきた時間や労力が無駄になりますし、今後余計に授業を受けることになるため時間の無駄になります。

大学生活は4年間と長いですが、時間は有限です。可能ならば時間を効率的に活用したいものですが、期末試験やレポート課題の時期が重なることもあり手が回らない授業も出てくると思います。

そんなときは課題代行サービスを利用してみましょう。「宿題代行Yattoku」は法人の代行サービスを展開しており、他の代行業者と比べると安価で利用でき、東大生を中心とする優秀なスタッフが作業に当たりますので品質も高いです。

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