課題・レポート代行を使おうとしている大学生にとって一番気になるのは「代行が大学に発覚しないか」という点です。加えて「もし発覚してしまったら退学になるのか」という不安もあるでしょう。

一般的に課題代行サービスの利用はできるだけ隠しておきたい情報のため、ネット上で課題代行について調べても実態は見えて来ません。

>>業界の闇?ネット上に課題代行サービスの評判が一切ない本当の理由とは

そこで今回の記事では、課題代行サービスの利用を考えている大学生が最も気になるであろう「課題代行が発覚しないか」「発覚したら退学になるのか」という点を中心に、課題代行の実態をプロ業者がご紹介致します。それでは順番に確認していきましょう。

そもそも課題代行は発覚しやすいのか

場合にもよりますが、課題代行が発覚することはほとんどありません。ですが、大学は学術機関である性質上、剽窃などの不正に関しては厳しくチェックしており、「ネットからのコピペ」「他人のレポートの丸パクリ」は必ずと言っていいほど発覚しやすいです。

一方で、大学の課題は極端な不正さえなければ基本的に出せば受理されます。というのも、大学の講義には数十名から数百名の学生が受講しているため、その一つ一つを念入りにチェックしていては採点に割く時間が膨大となってしまいます。そのため課題代行を利用したとしても、採点で細かいチェックが入らない関係上、発覚する可能性はほとんどありません。

また「本当にその学生が書いたのか怪しい」という場合にも、よほどの場合でもなければ黙認されます。以上より、大学における課題代行の利用は「基本的には発覚することはない」という結論になります。

課題代行が発覚してしまう稀なケース

上でお伝えしたように課題代行の利用は基本的には発覚することがありません。しかし一部のケースにおいては代行が発覚する可能性があるため注意が必要です。どのような場合に代行の利用が発覚するのか見ていきましょう。

コピペ・剽窃が発覚する

課題代行が発覚するケースとして最も多いものが「コピペ・剽窃」が発覚するケースです。前項でも申し上げたように、大学は学術機関であるため剽窃という行為を非常に重大な不正として捉えています。大学の課題の採点ではまず最初に専用のコピペチェックツールを使って徹底的に剽窃の検査を行います。大学で用いられるコピペチェックツールはネットからの抜粋だけでなく過去のレポートとの比較もできるようになっています。料金が異常に安い個人業者の課題代行はコピペやレポートの使い回しをされる場合が多く、そのためコピペチェックツールに引っ掛かり課題代行が発覚してしまうことが最も多いケースです。

課題の完成度が高すぎる

割合としては低くなりますが、課題の完成度が異常に高く、課題代行が発覚してしまうケースがあります。大学の課題は基本的に課題代行が疑われる場合でも黙認されるのが一般的です。しかし、講義によっては受講者数が少なかったり、採点を大学院生のTAが補助していたりする場合があり、このような講義では完成度が高すぎると「本当にその学生が書いたのか」調査される可能性があります。事例としては少ないですが、課題代行業者から納品されたレポートのクオリティが高すぎて課題代行が発覚してしまうこともあるようです。

大学の課題代行が発覚して退学になるケースはある?

課題代行は基本的には発覚しにくいものですが、それではもし発覚してしまったらどうなるのでしょうか。

学生の課題代行の利用は通常カンニング行為として大学側に処理されることになります。課題代行が発覚した場合、講義の担当の教授、教務主任、学部長など学部の役職者が立ち会って教授会が開かれます。

各大学でカンニングに対する措置は異なりますが、基本的には課題代行をした講義だけでなくその学期中の単位全てが不合格、落単扱いとなります。

過去の前例や学生の普段の学習態度に基づき教授会で処分案が決定され、場合によっては停学処分または最悪退学になってしまうケースもあるようです。ネット上で実際に課題代行が発覚して退学になったケースを調べてみたところ、次の二つのケースがありました。

一つ目は通信制大学で課題代行を利用してしまい退学になってしまったケースです。通信制はレポートを主体に学習を行う大学となっていますが、大学側としては対面で学生の学習状況を把握できず、レポートの提出によって学生が真面目に勉強していることの判断としている側面があります。

したがって通信制大学でレポート代行が発覚してしまうと、大学側に「この学生は勉強する気がない」と判断され退学にされてしまう可能性があります。通学制大学でも現在レポートを主体にオンライン授業を展開している所は多く、このような場合に課題代行が発覚してしまうと学生と大学の間の信頼関係が崩れ、最悪退学になってしまう危険性があるでしょう。

二つ目のケースは東大法学部の学生が課題代行を使って退学になったケースです。こちらはそもそも不正行為に対する罰則として退学処分を課しているケースとなっています。上で申し上げたように課題代行によるレポートの代筆はカンニング等の不正行為と同一と見なされるため、学則によっては課題代行が発覚してしまうと退学になる場合があります。

発覚することなく課題代行を利用するための注意点

ここまで「課題代行は発覚しやすいのか」また「課題代行が発覚してしまうとどうなってしまうのか」を解説してきました。ネットからのコピペや他のレポートを使いまわすといった悪質な業者に依頼しなければ基本的に課題代行が発覚することはほとんどありません

しかし、もし仮に課題代行が発覚してしまうと、良くて全単位落単、最悪の場合退学になってしまうケースもあります。したがって課題代行を利用する際には代行が発覚しないための対策を知っておく事が重要です。ここからは、課題代行を利用するときどのような点に気を付けるべきか、悪質な業者を避けるための方法をお伝えしていきます。

個人業者の利用は極力避ける

課題代行サービスを利用する際まず最初に注意するべきことは、代行業者が法人であるか個人であるかという点です。課題代行サービスを提供している業者の中には法人業者と個人業者の二種類があります。課題代行業者を選ぶ際には「法人の課題代行業者」を選ぶことがポイントです。

SNSを見ると「1文字1円」など異常に安価で課題代行を行っている業者を見かけますが、そのような業者の利用はかなり危険性が高いと言えます。課題やレポートを超低価格で代行できる理由には「コピペの多用」「同じレポートの使い回し」といったからくりがあるためです。

加えて個人業者の中にはお金だけ騙し取る詐欺業者も存在しており、したがって個人業者の利用は極力避けるのが安全です。一方で法人業者ではコピペやレポートの使い回しが一切禁止されており、オリジナルのレポート・課題を作成してくれるためおすすめです。

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課題の詳細を業者と共有する

課題代行は「完成度が高すぎる」など予想外の理由で発覚する可能性があるため、代行の依頼の際には業者にできるだけ詳しく代行の詳細を説明しておくことが重要です。依頼者と業者との間で認識の差異が生じていると、課題を大学に提出した際「本当にその学生が書いたのか」「レベルが高すぎる」といった疑念を持たれる危険性があります。

法人業者であれば自分の大学や授業のレベルにあわせて課題・レポートを作成するほか、その講義独自のレジュメや参考書を反映させた代行が可能です。したがって、代行の依頼時には課題の詳細・依頼の背景についてしっかり業者と共有しておくことが第二の注意点です。

納品後は自分の目でチェックする

課題代行をバレにくくする方法として最後にやっていただきたいことが、納品後の課題・レポートを自分の目でチェックし適宜修正することです。納品されたものを確認し、自分のレベルにあっているか、授業科目に適した内容なのか最終確認しましょう。

また必要であれば接続語や末尾を変えたり、適度に間違いを織り交ぜたりといった自分なりの修正をすると良いでしょう。代行されたレポートや課題に自分の言葉を付け加えるだけでかなりバレにくくなります。このような修正を行うことをおすすめします。

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