いざ「税の作文」を書こうと思っても、

「ここって1マス空けるっけ?」「最初の1行ってどうするの?」

など色々な細かいことが気になって、なかなか書き進めることができない時があります。

今回はそんな細かい原稿用紙の使い方・書き方をまとめてみましたので是非参考にしてみてください。

【税の作文】みんなが気になる原稿用紙の基本的な書き方

題名や学校名・氏名に関するルール

普段の学校で書く400字詰め原稿用紙とは違い、「税の作文」の原稿用紙には右側に学校名、学年、氏名を書く欄があります。

学校名は略称ではなく〇〇市立、私立、○○県立などを含む正式名称で書きましょう

学年のところには、そこまで気にしなくてもいいとは思いますが、縦書きのところは漢数字で書くのが一般的です。

氏名は漢字がある人は漢字、ない人はひらがなでもカタカナでも構いません。

苗字と名前の間には一文字分のスペースをあけましょう。

ローマ字やその他の文字を使用する場合は、一度先生に確認してみましょう。

題名のつけ方に関しては別の記事で詳しく解説しているのでそちらも参考にしてみて下さい。

枚数や文字数に関するルール

中学生の場合は400字詰め原稿用紙3枚 1200文字以内(題名を含む)

高校生の場合は800字以上1200字以内(題名は含まない)と記載されています。

学校名、氏名、学年など書き手の情報については文字数に含みません。中学生と高校生で若干内容に差があるため気を付けてください。

当然ですが文字数に満たなかったり、オーバーしてしまったりするとどんなにいいものが書けていても点数になりません。

記号や句読点が文字数にカウントされることに注意しながらしっかり確認してください。特に行の最後に記号と文字を入れている場合は見落としがちです!

また、中学生でも高校生でも大体指定された文字数の9割くらいは書く必要があります。

たまに原稿用紙の3枚目に1行だけ書いて提出する人がいますが、大幅に点数を引かれる可能性があるのでやめましょう。

段落や行、マスに関するルール

教科書などに載っている使い方を参照してください。

まず書き出しですが、原稿用紙の一行目から書き始めましょう。

書き初めのマスは一文字あけます

段落を変えるときには次の行から書き始め、こちらも一文字下げて書きますが、原稿用紙を無理やり埋めようとして一行あけることはしないようにしてください。

また、段落分けを全くしない人やしすぎる人がいるので注意が必要です。

大体書き始め、本論、まとめといった流れになるので3段落程度を目安にしましょう

段落変更は話の流れが次の段階にいくときにするものなので、適当に話の途中で切ることはしないように気を付けて下さい。

数字や記号に関するルール

こちらは募集要項に特に記載されていなかったため、審議の対象にはならないと考えられます。

ただ、一般的には縦書きの場合は漢数字、横書きの場合はアラビア数字と決まっています。

また、一つの文章の中で統一するのが理想的ですが、そこまで神経質になる必要もないでしょう。

句読点は原則として一マス一文字です。また「」などの記号に関しても一つの記号で一マス使います。

ただし、行の最初に。(読点)と」(カギかっこの閉じるほう)を書くことはできないので、その場合は語尾と読点、カギかっこをすべて一番下の一マスに入れます。

【税の作文】原稿用紙は鉛筆とボールペンどっちで書くべき?

これも特に指定されていません。

ただ、学校での作文やレポートの提出の際には「ボールペンで」と言われることが多いと思います。

鉛筆だとこすれて消えてしまうかもしれませんし、第三者による書き換えも可能です。トラブルの元にもなりかねないのでなるべくボールペンを使うといいでしょう。

いきなりボールペンで書くのは間違えてしまうかもしれず不安だと思うので、一度鉛筆で下書きをしてからボールペンで上書きするのがおすすめです。

修正ペンの多用はあまりいい印象を与えないので避けたほうが無難です。

そして一番よくないのがフリクションなど消えるタイプのボールペンです。摩擦で消えてしまうようなことはめったにないでしょうが、フリクションのインクは熱によっても消えてしまいます。

せっかく書いた作文が丸ごと消えてしまう悲劇にみまわれないためにも、ボールペンか鉛筆で書きましょう。

また、パソコンが上手に使える場合はパソコンで打ち込むのが簡単です。データはとっておけますし、字の綺麗さは求められません。修正するのも手書きより簡単です。

ご自宅にインターネット環境が整っていたら是非活用してみて下さい。

【税の作文】原稿用紙はどこで手に入る?なくした場合は?

もし原稿用紙をなくしてしまったり、書き損じてしまったりしても大丈夫です。国税庁のホームページから何枚でもコピーできます。

まず、国税庁の税の学習コーナーを開き、税の作文のページを開きます。一番下までスクロールすると原稿用紙の文字が見えるのでPDFのほうをクリックします。(パソコンで書きたい場合はWordのほうをダウンロードして、直接打ち込んでからプリントします。)

PDFをスマホでダウンロードするには、アプリを入れる必要がありますが、怪しいアプリではないので指示された通りAdobe Readerをダウンロードしてください。アップルストアなどでインストールできます。

PDFがスマホに落とせたら次はプリントアウトです。

ご自宅にプリンターがある場合にはそちらが使えますし、ない場合にはコンビニのプリンターが使えます。コンビニのネットプリントの使い方やアプリについてはリンクをはっておく←のでそちらを参考にしてください。

大体白黒コピーの場合1枚10円程度でプリントできます。カラーだと30円程度になります。

ご自宅のプリンターを使う場合は、スマホの下のほうにある共有マークをタップします。するとプリントという項目があるのでそこをまたタップするとプリンターを選択することができるので普段お使いのプリンターにつないでください。

あとは範囲と部数を選択すれば大丈夫です。カラー印刷でも白黒印刷でもかまいません。

これを読んでもまだよくわからなかった方のために、別のブロガーの方URLをいくつか貼っておくのでぜひ参考にしてみて下さい。

もし「税の作文」についてわからないことがあれば国税庁のホームページか、「宿題代行Yattoku」の他の記事もぜひご覧ください。

それでは、頑張って下さい!