受験という大きな目標が出てくる中学生にとって、夏休みに出される大量の宿題は悩みの種ではないでしょうか?
特に、中学2年生から3年生にかけては、学校だけでなく塾の勉強が忙しくなる中学生も多いでしょう。
そこで今回は、中学生の夏休みの宿題の種類や量・早く終わらせるコツをご紹介していきたいと思います。
中学生の夏休みの宿題は何が出る?
それでは早速、中学生の夏休みの宿題は、何が出るのかをご紹介していきましょう。
中学生の夏休みの宿題は、大きく分けて4種類に分ける事が出来ます。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
問題集系
まず1つ目は、夏休みの宿題の王道と言っても過言ではない問題集系の宿題です。
問題集の宿題は、国語・数学・社会・理科・英語の5教科で出されることが多く、ワーク形式のものやドリル系のものが一般的です。
そして問題集で出された宿題は、夏休み前の授業で習った事の復習も兼ねていることが多く、「○○ページまで埋めて提出する」というような形で行います。
また問題集系の夏休みの宿題では、夏休み明けにテストを行う事も多い傾向があります。
作文系
夏休みの宿題の2つ目は、作文系の宿題です。
この作文系の宿題とは、主に現在の中学3年生に出題される宿題として多い種類になります。
宿題の内容は、「税についての作文」です。
これは、国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催していて、ほとんどの中学校で宿題として出されています。
学校で配られる、税に関する基本的な事が書かれた資料を参考に、原稿用紙に書いていくという内容になっています。
普段なかなか税金に関して触れる事の少ないテーマなだけに、苦戦する中学生が多いものでもあります。
読書感想文
夏休みの宿題の3つ目は、読書感想文です。
読書感想文も、夏休みの宿題の代表格と言えるでしょう。
自分で夏休み期間中に読みたい本を選び、その本を読んで内容について作文にして書くというものですね。
中学校によって、読む本が指定されることもあります。
自由研究
そして夏休みの宿題の4つ目は、自由研究です。
こちらも、王道と言える夏休みの宿題ですね。
中学生の夏休みの宿題での自由研究は、主に教科としては理科の分野で出されることが多い傾向にあります。
理科の授業で学んだ知識を使って、家で出来る実験を行ったり、草花や動物などの観察をしてレポートにまとめたりします。
出題される形式は、中学校によって様々ですが、中学生の夏休みの宿題としては必ず出されると思っておくと良いでしょう。
中学生の夏休みの宿題は量が多いって本当?
では次に、中学生の夏休みの宿題は量が多いのかについて解説していきたいと思います。
問題集系の宿題の量
まずは、問題集系の宿題の量から見ていきましょう。
問題集系の宿題の場合は、それぞれの教科に対して約30ページほど出されるのが一般的です。
そのため、国語・数学・理科・社会・英語の5教科ですと200ページ以上の量という事になります。
また、ページで区切るのではなく、問題集全部という中学校もあります。
基本教科である5教科の宿題は、一気に終わらせるには少し困難な量と言えるでしょう。
自由研究の量
では次に、中学生の夏休みの宿題の自由研究の量をご紹介していきましょう。
自由研究の宿題は、主に「レポート用紙何枚分にまとめて提出」という形をとっている中学校が多いようです。
また、草花や動物などの観察をテーマにした夏休みの宿題なら、記録日誌という形で1冊分提出する可能性もあります。
指定されたテーマの場合は、その結果や記録を記載できるような、専用のノートが配布されて1冊分記入するという場合もあります。
作文や読書感想文の量
そして、中学生の夏休みの宿題の作文や読書感想文の量についてです。
読書感想文の量としては、おおよそ原稿用紙4枚半~5枚程度が一般的です。「税についての作文」は、指定の原稿用紙に3枚以内という分量になります。
中学生の夏休みの宿題を早く終わらせるコツ
それでは最後に、中学生の夏休みの宿題を早く終わらせるコツをご紹介していきたいと思います。
休みの期間が長いからといって油断して、最初に計画的に進めて行かないと、最終的に間に合わなくなる事があるのが夏休みの宿題です。
ここでは、宿題の種類にごとに宿題を早く終わらせるコツをご紹介していきます。
問題集系の宿題を早く終わらせるコツ
それでは早速、問題集系の宿題を早く終わらせるコツから、ご紹介していきましょう。
問題集系の宿題は、とにかく量が膨大ですので少しでも早く着手するのが早く終わらせるコツです。
そして、毎日コツコツ行う事が大切になるので、1日何ページ必ず終わらせるというノルマを決めましょう。
適切なノルマを決めるには、「宿題で出されている全体のページ数÷終わらせる予定日数=1日のノルマ」の計算式で考えると良いでしょう。
また、1ページを終わらせるのにかかる時間を、始める前に把握しておくことも大切です。
漠然としていると、いくら時間があっても終わらないように感じますが、多くは1ページ10分程度あれば終わります。問題集系の宿題を早く終わらせるには、全体の量と進むスピードを、しっかり把握しておくことが大切になります。
作文や読書感想文の宿題を早く終わらせるコツ
次に、作文や読書感想文の宿題を早く終わらせるコツです。
作文や読書感想文は、後回しにすればするほど面倒になる種類のものですので、最初に終わらせてしまうのがコツです。
作文のテーマがあらかじめ決まっている場合は、夏休みが始まったら下書きだけでも終わらせましょう。
特に、中学生の夏休みの宿題の作文で多い「税に関する」テーマは、国税庁のホームページに過去に受賞した作品が掲載されています。
そのような作品を参考にすると、作文のイメージがわきやすくなります。
また読書感想文は、夏休みの宿題では必ず出されるものですので、夏休みが始まる前に何冊か読んでおいて、下書きをしておくと早く終わらせることが出来ます。
作文や読書感想文を早く終わらせるコツは、まず下書きまでなるべく早く書いておいてくという事です。
下書きから清書までを一気にやろうと思うと、なかなか気が乗らない中学生も多いでしょう。まずは下書きだけ終わらせておいて、その後時間が出来た時に清書をすると負担にならずに終わらせることが出来ますよ。
自由研究を早く終わらせるコツ
では次に、自由研究を早く終わらせるコツです。
自由研究で、中学生が一番時間がかかってしまうのが、研究するテーマを決める事です。
自由研究は、その名の通り「自由」にテーマを決めて仕上げる必要があり、テーマ決めを先延ばしにすると終わらなくなります。
そのため、最初に決めるテーマによって、自由研究が早く終わるかが決まるのです。
コツとしては、「モノづくり」ではなくて「体験型」の自由研究にすることです。
そこでおすすめなのが、博物館や美術館などを利用する方法です。
ある程度のテーマがあらかじめ決められますし、見て感じた感想をレポートのようにまとめれば完成するので、早く終わらせるにはぴったりです。
宿題代行を利用する
そして、中学生の夏休みの宿題を早く終わらせるコツとして、最後におすすめしたいのが宿題代行サービスを利用するという事です。
ここまでご紹介してきて感じるのは、中学生の夏休みの宿題の量は、とても多いという事です。
特に現在では、中学校だけでなく塾で勉強をしている中学生も多いので、この量の宿題を計画的に進めていくと宿題だけで夏休みが終わってしまう可能性もあります。
この時期しか出来ない体験をしたい場合や、有意義に時間を使いたい場合は、宿題代行サービスを利用するという選択肢もあります。
まとめ
さて今回は、中学生の夏休みの宿題の種類や量・早く終わらせるコツなどをご紹介してきました。
中学生は、受験という大きな目標に向かって過ごしていく期間でもあり、その中で大量の宿題と向き合わなくてはなりません。
教科ごとに出される宿題の種類も多くなり、計画的に進めていく必要が出てきます。そうした中で、中学生の時期にしか体験できない事や、塾の勉強を優先させたい時期などは、宿題代行を利用しながら有意義に時間を使うという選択肢もアリだと思います。