大学のレポートを書く時、語尾を「ですます調」にすべきか、「である調」にすべきか悩むと思います。

どちらでもいいのではないか、と思うかもしれませんが、結論から言うとレポートにおいては「である調」を用いることが正解です。

本記事では大学レポートではなぜ文体を「である調」するべき理由と、後半では「である調」と相性の良い執筆テクニックを紹介します

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大学レポートの文体は「である調」が正解!その理由とは?

考えを明瞭に示すため

大学のレポートは課題に対する学生の思考を見るためのものであるため、簡潔であり明瞭である必要があります。

故にレポートでは「ですます調」よりも「である調」の方が適しています。

ここで「ですます調」と「である調」の特徴は、

・「ですます調」は丁寧な表現である一方で、腰が低い印象を与える表現
・「である調」は説得力を与える表現である一方、横柄な印象を与える表現

です。

大学のレポートでは論理的思考をもって説得力を与える内容にする必要があるため、「である調」の方が適しています。

自分の考えを示す場所であるため

大学のレポートは自分の考えを示す場所です。

最終的には教授が読むことになりますが、基本的にレポートは自身が考えたことを文字起こししたものです。

読み手に対して思いやりや謙虚さを持つ必要がある場合は「ですます調」が適していますが、レポートは自分の考えはこうだ、と示すものであるため説得力を持たせる「である調」の方が適しています。

読み手が教授であるため

読み手が教授であることもレポートの文体を「である調」にするべき理由の一つです。

教授が知りたいのは学生の考えですので、簡潔明瞭で説得力のある「である調」の方がレポートを書く際は適しています。

もしもレポート書く際に「ですます調」にしてしまうと、「である調」に比べて学生の考え以外の関係のない文字数が増加することで冗長となり、情報の密度が低下してしまいます

学術的なレポートとして読みやすいのはむしろ「である調」なのです。

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一般的に論文では「である調」で書かれているため

世に発信されている論文は基本的に「である調」で執筆されています。また、学術書や参考書の多くも文体は「である調」です。

これは、学術的な内容を取り扱う場合は「ですます調」よりも「である調」の方が適しているためです。

郷に入っては郷に従え、というわけではありませんが先駆者である研究者たちに倣って大学のレポートであっても「である調」にした方が無難です。

よりよいレポートにするための+α!

「である調」を使えば素晴らしいレポートになる、という訳ではなく、スタートラインに立っただけです。

よりよりレポートにするためには「である調」に加えていくつかのポイントがあります。

一文をなるべく短くする

難しい概要を説明するためなど、大学のレポートでは一文が長くなりすぎることがよくあります。

例えば、

悪い例

「異常気象や大気汚染などの環境問題の要因とされる化石燃料の用いた発電は、代替案として太陽光発電といった再生エネルギー等の開発が進んでいるが、依然として主力の発電方法である。」

上記のように一文が長くなりすぎると、主語と述語、修飾と被修飾の関係が不明瞭になり読みづらくなってしまいます。

上記の文を改修すると、

良い例

「異常気象や大気汚染などの環境問題の要因として化石燃料を用いた発電が指摘されている。代替案として太陽光発電といった再生可能エネルギー等の開発が進んでいる。一方で、化石燃料を用いた発電は依然として主力である。」

このようにすると一文あたりの分量が減り、読みやすくなります。

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文頭に重要な単語を添える

レポートなどの学術的な文章ではしばしば長い修飾が多用されます。

単語や概念を説明するために必須ですが、主語と述語の関係が不明瞭になることも多いです。

解決方法として、重要な単語を文頭に持ってくるようにしましょう

例えば、

悪い例

「電子機器の性能向上のために小型化や量産体制の完備が必要不可欠な半導体は、」

良い例

「半導体は、電子機器の性能向上のために小型化や量産体制の完備が必要不可欠であり、」

前者は長い長い修飾節の後に半導体という主語が登場するため、もしかすると修飾節の内容を忘れてもう一度読んでいるかもしれません。

一方で後者は文頭に半導体という主語がきているため、その後の修飾節がスムーズに理解できたと思います。

レポートの構成を意識する

思うがままにレポートを書いてしまうと論理性や一貫性がまるでないレポートなり、低い評価を受けてしまう恐れがあります。

支離滅裂なレポートになることを防ぐ方法として、序論→本論→結論の三段構成にする方法があります

序論では学術的背景や動機、目的を、本論では自分の考えを、結論では序論と本論の内容を簡潔にまとめましょう。

レポートの構成を序論→本論→結論とすることで、自然と論理的な構成となります。

序論や結論の書き方については以下の記事も参考にしてみてください。

>> レポートの書き出し方|専攻別に序論(はじめに)の例文5つ紹介
>> レポートの結論(おわりに)はどう締める?専攻別の書き方

「である調」と「ですます調」の混在には注意!

レポートでは「である調」の方が適していますが、慣れていないと「である調」と「ですます調」が混じったレポートになってしまうことがあります。

「である調」と「ですます調」はそれぞれ特性が正反対の文体なため、一つのレポートに混在してしまうと文体に一貫性が無くなってしまいます。また、コピペを疑われるきっかけにもなるでしょう。

うっかり「である調」と「ですます調」を混ぜないように注意する必要があります。

「である調」に慣れないときの対処法

大学のレポートは「である調」が適していますが、この「である調」は日常会話ではほとんど用いることはないはずです。

普段使わないような「である調」をいきなり使いこなせと言われても中々難しいと思います。

「である調」に慣れないときの対処法として、「である調」で書かれた文章、例えば論文や新聞などを頻繁に読むようにしましょう。「である調」に触れる機会を増やすことで慣れてくると思います。

また、多くのレポートを書いていく中で気づくと「である調」にも慣れてくるので心配はありません。

「である調」に慣れることが煩わしい人にはレポート代行サービスがおすすめです。「宿題代行Yattoku」のような代行サービスを用いることで、「である調」を気にすることなくレポートを提出することが可能です。

文体に限らず、レポートを書く時間がないなど困りごとがあるときは代行サービスを利用してみましょう。