大学におけるレポートには慣習的な書き方があり、大まかには序論、本論、結論の構成です。

本論は参考文献を適宜引用しつつ自分の考えをまとめ、結論ではレポートの総括をしますが、序論の書き出しについて悩むことは多いです。

実際に、弊社にも「書き出しの段階で手が止まってしまうので代行をお願いしたい」という問い合わせが少なくありません。

そこで、本記事では専攻別にレポートの書き出し方について解説していきます。

>> レポートの代行なら業界唯一の法人業者かつ業界最安値の『宿題代行Yattoku』にご依頼ください!

基本的な序論の構成について

序論の基本的な構成は、「背景」と「目的」です。

目的では、本レポートで何について検証、分析および考察を行うのかについて記述し、その目的に繋がるような情報を背景として記述します。

イメージとしては、「○○という一般論や課題がある」ため「○○を目的として、○○を行った」という流れにしたいわけです。

冒頭でいきなり「世界の温度上昇率と二酸化炭素排出量の関係性について調査および考察を行った」とレポートの目的だけ提示されても意味が分かりません。

例えば、「地球温暖化は環境問題の一つであり、二酸化炭素が原因とされているが確証を得る証拠は出そろっていない」という前提があれば、何故上記のような目的を設定したのか論理的な繋がりが見えてきます。

他の項目として「調査および実験方法」というデータや情報を集める操作部分の説明に関しては、序論に含めても含めなくても問題なく、序論と本論の間に挿入する等の構成があります。

レポート全体に占める序論の割合は?

課題としてのレポートのメインは本論ですので、序論は簡潔に短く書くようにしましょう。

目安としては全体の2割程度であれば文字数が少なすぎず多すぎず絶妙なラインだと思います。

1500字のレポートであれば約300文字です。

一方で、序論の割合や文字数に明確なルールは存在しないため自由に書いても問題ありません。あくまで簡潔であることを念頭に置きながら序論を書きましょう。

レポート序論の王道の書き出し方

以下ではレポート書き出しの具体的な方法について複数紹介していきます。

 一般論を引き出す方法

経済学や工学等、あらゆる分野で通説となる一般論があります。

例えば、「得をするときと損をするときで価値の感じ方が異なるプロスペクト理論があります」や「半導体は多くの電子機器に使用されています」などのように、課題のテーマに沿った内容の一般論を序論とし、本論へと誘導していきます。

仮説を立てる方法

序論で仮説を提示する方法も有効です。

例えば、「地球温暖化の原因として二酸化炭素が例に挙げられているが、実際には影響がないのではないかと考えられる」や「自由貿易は各国の経済成長に大きく影響を与えるとされているが、その影響については議論がされている」などです。

既に答えがある内容でも序論で仮説を立てることにより、本論において反証もしくは本証する流れに自然と誘導できます。

課題を提示する方法

序論で社会等の課題を提示することで、本論で解決策を議論および考察や原因を究明するなど、自然な流れに誘導することが可能です。

例えば、「近年、少子高齢化が急速に進行している」や「異常気象や大気汚染、気温上昇といった環境問題が深刻化している」などです。

レポートの書き出し例文5選(専攻別)

文学専攻の場合

芸術作品は当時の社会を反映していると言われている。例を挙げれば、18世紀ではヨーロッパにおいて啓蒙思想が広がり、文学においても理性と知識が協調される時代であった。そのような社会背景もあり、社会的風刺や個人主義が台頭し、文学作品に大きな影響を与えたとされる。

本レポートでは、18世紀イギリス文学を通じてイギリス社会について考察を行う。

経済学専攻の場合

グローバル化の進展に伴い、自由貿易が各国の経済成長に与える影響が重要視されている。自由貿易は資源の最適な配分を促す一方で、発展途上国においては自由貿易によって国内産業が打撃を受け、格差が広がるという指摘もされている。

本レポートでは、自由貿易による影響を各国の貿易データと国内格差の推移のデータを用いて検証を行う。

心理学専攻の場合

精神的ストレスは個人の心理的および身体的健康に大きな影響を及ぼす要因の一つとされている。ストレスが個人のパフォーマンスや意思決定にどのような影響を与えるかについて多くの研究が行われており、ストレスが適度なレベルであればポジティブな影響があるが、過度であればネガティブな影響が生じるとされている。

本レポートでは、学生を対象にストレスレベル別の集中力を調査し、ストレスと集中力の関係性を分析した。

工学専攻の場合①

超伝導とは、ある温度において電気抵抗がゼロとなる現象である。超伝導の技術が確立化されれば、エネルギー損失のない送電や強力な磁場を発生させる技術として医療やエネルギー、交通など幅広い応用が期待されている。一方で、超伝導の多くは超低温でのみ発現するため、実用化には技術的課題が残されている。

本レポートでは超伝導に関する研究事例をまとめ、実用化のためにクリアされるべき課題について整理および考察を行った。

工学専攻の場合②

環境問題の一つである地球温暖化は持続的社会の実現のために解決されるべき課題である。二酸化炭素やメタンガスなどは温室効果ガスと呼ばれることもあり、地球温暖化の原因とされている。温室効果ガスの多くは化石燃料の消費に伴って排出されるため、化石燃料に頼らない新エネルギーの開発が必要であり、再生可能エネルギーが注目されている。

本レポートでは再生可能エネルギーの動向について調査した。

序論の重要性について

レポートの書き出しについての具体策は以上です。

ここでは最後に序論の重要性と序論の書き出しに苦戦している方に向けてライフハックを紹介します。

世の中には数多くの研究論文がありますが、研究者たちは数多の論文の中から自身の研究に関係のある論文をいくつかピックアップすることができます。

何故そのような森の中から木を探すことが可能なのか、それは序論のおかげなのです。

序論は論文の第一印象であり、序論によって全文を読まなくてもその論文が何について書かれているのかが分かるのです。

このように序論は研究目的を明確にすると同時に、どの分野でどの内容の論文なのかを特定する部分になるため本論と同等に重要な部分です。

序論の書き出しに苦戦した時のライフハック

序論を書く時は、本論と論理的に繋がるように内容を考える必要があり、序論を書くために複数の参考文献を読み込んで知識を蓄える必要があり、実はレポートの中で序論が最も書くのが面倒な部分です。

序論を含めレポートを書くのが面倒な時は、代行サービスを利用してみましょう

宿題代行Yattoku」は東大生を中心とした少数精鋭のチームであり、コピペや盗用も徹底的に排除しているためレポートの合格率は非常に高いです。

序論を書くのに困ったら代行サービスの利用も視野に入れてみてください。