レポートの結論まで書き進めていざ字数を確認してみたら規定文字数に全く届いていなくて困ったことや、そもそも結論で何を書いたらいいのか分からない、結論を書いてみたはいいものの締まらないなど、レポートの結論にあたって困ったことがあると思います。

本記事では、『課題代行Yattoku』スタッフの筆者が、選考別にレポートの結論の締め方について解説していきます。

レポートの結論は要約型が鉄板!

レポートの結論の締め方として、それまでの内容を要約する書き方が最もポピュラーであり書きやすいです。

要約は、その文章を読んだだけでレポートの概要が分かるように書く必要があり、また簡潔にまとめる必要があります。

レポートは序論、本論、結論の三段構成が基本的な書き方であり、序論でレポートの導入を、本論で議題に対する自分の考えをまとめます。

序論と本論では議論を深堀するために様々な参考文献や自分の考えを詳細に記載しますが、結論で要約する際には序論と本論から贅肉をそぎ落とし、これさえあれば意味が通るだろう分量まで減らす必要があります。

要約で陥りやすいミスとして、

  • 余計な情報を取り入れすぎて冗長になる
  • 序論と本論で触れていない内容を新たに追加してしまう

この二点が散見されます。

①に陥る要因としては、例えば、参考文献の内容も入れてしまう、序論や本論で自分の考えを説明するための補助分も入れてしまうなどです。一方で、①に関しては要約としては歴さないだけで結論としては問題ありません。強いて言うなら、スマートさに欠けることが問題として挙げられます。

②に関してはやってはいけないことです。序論や本論で触れてもいないことを結論で唐突に論じてしまうと、もはや結論ではなくなってしまいます。

序論や本論で明記していない事柄を結論に取り入れてしまった場合は、結論ではなく本論に移植しましょう。

+αで将来の展望を語ることもおすすめ!

結論では序論と本論を要約する方法以外に、将来への展望を語る方法もあります。

レポートを書いていて、解決できていない事柄や新たに疑問が生じたことがあると思います。実際に調査するかどうかは置いておいて、結論でこの疑問点を明示することで学習者として次の指針を示すとともに、字数稼ぎも行うことができます

注意点として、将来への展望だけで結論にはなり得ませんので、要約に加えて追記するようにしましょう。

専攻別の結論の書き方紹介

結論の例文に関しては、以下の記事の序論をベースにしています。結論だけでなく序論の書き方も知ることでレベルの高いレポートを書くことができると思います。

>> レポートの書き出し方|専攻別に序論(はじめに)の例文5つ紹介

文学専攻の場合

本レポートでは18世紀イギリス文学を通じてイギリス社会を読み解くことを目的とした。いくつかの文学作品を通じて、確かに社会的風刺や個人主義の思想が見て取れた。

一方で、○○の思想や○○の思想も見方によっては解釈可能であったことから、より多くのイギリス文学作品を分析し、真のイギリス社会を紐解く必要があるだろう。

経済学専攻の場合

各国の貿易データと国内格差の推移のデータを用いて自由貿易による経済的影響を調査した結果、因果関係が確認できた。

一方で、自由貿易のみが国同士の格差を広げる要因にはなり得ないと考えられる。自由貿易以外の格差拡大の要因を突き止めることが、今後の課題となるだろう。

心理学専攻の場合

精神的ストレスがパフォーマンスに及ぼす影響を、学生を対象にストレスレベル別の集中力の統計を取ることで調査した。結果として、一定のストレスレベルまでは集中力が向上したが、そこを超えると途端に集中力が低下し、既往研究と矛盾がない結果となった。

このように適度なストレスは個人差はあれどパフォーマンス向上に寄与することが判明した。

しかしながら、昨今はストレス社会と言われているように過度なストレスを感じている人が多くいると考えられる。働く人々のストレス値やその要因を究明し、解決策を提示することができれば心理学の観点から経済的効果を生み出すことが可能になるかもしれない。

工学専攻の場合①

本レポートでは、超伝導に関する実用化のために解決する必要のある課題について整理を行った。その中で最大の問題は低温維持であると考えられる。低温環境の用意が障害にならない環境であっても、低温維持にはコストが必要である。また、常温における超伝導技術は未だに研究室レベルにも至っておらず実用化には程遠い。

低温維持以外にも、材料加工や磁場に対する耐性といった課題も存在することが分かった。

超伝導には課題が多く存在するが、実用化されれば革新的な技術であると考えられる。

工学専攻の場合②

地球温暖化の影響を受け、化石燃料に頼らない発電方法として再生可能エネルギーの動向について調査を行った。太陽光、太陽熱、水力、風力、地熱等の再生可能エネルギーのうち、太陽光発電は基本的に場所を選ばず、コストパフォーマンスにも優れていることが分かった。

一方で、悪天候時や夜間では発電量が落ちるため電力供給が不安定な点や、従来の化石燃料を用いた発電方法よりもコストが高い点、廃材となった太陽光パネルの処理方法や二次災害といった点が課題として挙げられる。再生可能エネルギーを中心としたエネルギー社会に向けてこれらの課題を解決する必要があると考えられる。

レポートの結論が書けなくて困ってる時の対処法

レポートの結論は、序論と本論さえ書くことができていれば、それらの内容を要約するだけなのでレポートの中では最も簡単な部分です。

しかしながら、結論まできて字数が足りないことや序論と本論の内容に一貫性がない、論理性がないことなどを要因として結論でまとめようにもまとめれないことで結論が書けないこともあります。

そんな時は代行サービスが有用です。代行サービスを利用することで結論だけでなく、序論と本論、レポートを書くための参考文献探しとレポートを完成させるための全てを代行してくれます。

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レポート作成に困ったら代行サービスの利用も検討しましょう。