再履修をしようとした時に他の必修科目と被ってしまって困った、という人は結構多いです。私もそんな経験をした一人ですが、留年することなく無事に大学を卒業することができました。今回は再履修と必修科目が被った場合の対処法について、課題代行サービスのプロスタッフの目線で解説していきます。
再履修科目と必修科目が被るとどうなる
大学の授業は決まった時期の決まった曜日、決まった時間に開講され、同じ時間帯に複数の科目を履修することは原則不可能です。必修科目に関しては基本的には大学側から履修計画が組まれており、必修科目同士が被ることはありませんが再履修となると話は変わってきます。
再履修科目と必修科目が被った場合、同じ時間帯に履修可能なのはどちらか片方となるためどちらかの履修をあきらめる必要があります。必然的に履修計画は崩れ、上手く対処しなければ留年の危機に瀕してしまいますが、対処さえ的確であれば留年を回避することができます。
再履修科目と必修科目が被った場合の対処法４ケース
以下では再履修科目と必修科目が被った場合の対処法を4ケースに分けて詳しく解説していきます。
ケース① 必修科目が進級に必要な場合
必修科目の単位をその年次に取得しなければ進級ができない場合、再履修科目ではなく必修科目を優先的に履修しましょう。留年を回避するためには順調に進級することが不可欠なので、進級するために必要な単位を優先的に取得していくことが重要度は高くなります。
私自身、進級に必要な必修科目と再履修科目が被った経験がありますが、履修要綱をきちんと確認して再履修科目の単位は卒業するまでに取得すればいいことが分かったため、必修科目を履修して難を逃れました。
ケース② 再履修科目が進級に必要な場合
取得時期に数年猶予のある必修科目があるケースは稀ですが、再履修科目の単位を取得しなければ進級ができない場合は再履修科目を優先的に履修しましょう。上記ケースとは逆のパターンですね。
いずれも履修要綱や進級条件を正しく把握しておくことが重要です。もし分からなければ友人や大学の学生相談室に早めに相談しましょう。
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ケース③ 再履修科目と必修科目のどちらも進級に必要な場合
一番厄介なのは再履修科目と必修科目の単位のどちらも進級に必要な場合です。どちらか一方しか履修できない以上、どちらかの単位は落とすことになるので通常は留年が確定します。
しかし、履修登録期間時点ではまだ留年は確定しておらず、実は再履修科目と必修科目が被ってしまった場合でもどちらの科目も履修する方法があります。
開講授業の中には同科目名の授業が複数存在する場合があり、大抵の場合それらの授業は別々の時間帯に開講されています。卒業要件に必要なのは特定の科目名の単位であって、教授名や時間帯などは関係ありません。
あくまで科目名さえ合っていれば卒業要件を満たすことは可能です。再履修科目と必修科目が被ってしまった場合は別の時間帯で開講されている同科目名の授業を履修すれば進級に支障はありません。
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再履修科目と必修科目のどちらも卒業までに必要な場合
再履修科目と必修科目のどちらも卒業までに単位を取得すればいい場合は自身で履修のタイミングを見極めてましょう。自由といっても後回しにしすぎて他の必修科目と被ってしまうケースもあるため、卒業までの履修計画を一度確認してから自分で履修計画を組んでいきましょう。
場合分け的に再履修科目と必修科目が被ってしまったケースとその対処法を解説してきましたが、まずは自身が置かれた状況を正しく把握して認識しておくことが重要です。
単位を落としてしまって留年の危機かもしれないと不安になる気持ちは分かります。私自身、単位を落としてしまったときは不安で仕方がありませんでした。そんな時こそ冷静になり、履修要綱や友人などから情報を集めて現状を打破する道を模索する必要があります。
未然に再履修科目と必修が被る状況を避ける方法
成績発表後、必修単位を落としてしまって再履修が確定して次年度の履修計画を組んでみたら再履修科目と必修科目が被っていた、という事はよくある話です。ここで状況を受け入れて次年度に臨む心構えを作ることも重要ですが、まだやれることはあります。
教授に救済メールを送って何とか単位認定を勝ち取る方法です。出席状況や期末試験の出来栄えは本人が一番わかっていると思いますが、単位の取得が厳しそうな場合はできるだけ早く教授に救済処置を懇願しましょう。メールでもいいですし直訴でもいいです。とにかく教授にコンタクトを取り、救済処置を何とか施してもらいましょう。救済処置の内容としては追加レポート、再試、補講などか課せられることが多いです。
一方で、救済処置は必ず受けられるわけではないので確実な手段とは言えません。課題代行サービスのプロスタッフとして働く私も、プライベートの学部時代はいくつか単位を落とし、そのたびに教授に救済メールを送っていましたが通ったのは一件だけでしたので、救済処置を当てにすることは避けた方が安全です。
ちなみに救済措置を貰った科目に関しては追加レポートを全力で仕上げて何とか単位を取得しました。単位取得のために必要なことは最後まで諦めない精神です。単位を落とした、または落としたであろう事実を受け入れることも潔くて素晴らしいですが、すがれるものにはすがっていきましょう。
再履修科目と必修科目のブッキングした場合の究極ハック
実際には再履修が一つや二つあっても留年することはありません。再履修科目と必修科目が被ったとしても大学のカリキュラムにはかなり余裕があるため履修時期がずれたとしても卒業までには単位を取得できるケースは多いです。
留年に繋がる原因となるのは、進級に関わる単位を落としたり、リカバリーができないほどに単位を落としてしまうことにあります。そのため授業の優先度は私的には進級に関わる科目＞必修科目＞選択必修科目＞自由科目であると考えます。
しかし、大学生は想像しているよりも時間がないもので学業に専念しながらもアルバイトなどもする必要があり、履修科目すべてに注力することが難しい場合が多いです。
そのような人には課題代行サービスがおすすめです。代行サービスを利用することで時間を作ることができるため、必修科目やアルバイトと他の重要な事柄に時間を使うことができます。代行サービスと言っても個人から法人と様々であり、どこに依頼すれば一番メリットがあるかの判断は難しいと思います。
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