学部選びの際、皆さんは何を最も重視しますか?

就職に有利な学部、自由時間が多い学部、あるいは学んでいて楽しい学部を選びたいと思うでしょうか?法学部を選んだあなた、シラバスを見て「遊べないかも…」と感じているかもしれません。

実際、法学部は本当に遊べないのでしょうか?既に法学部を選んだ方も、これから選ぼうとしている方も、この記事を読めば法学部での充実したキャンパスライフを送るためのヒントが見つかるはずです。

そこで今回はレポート代行サービスYattokuのスタッフである現役法学部生の私が法学部の実態をリアルに紹介します!

法学部で遊びたいならメリハリをつけるべき!その理由は?

結論から申し上げると「法学部は遊べない」は大嘘です。ふつうに遊べるので、いかに学生生活にメリハリをつけられるかが重要となってきます。

以下、実態を踏まえて解説していきます。

法学部は遊ぼうと思えば無限に遊べる

法学部は無限に遊べるなんて冗談のように聞こえるかもしれませんが、実は本当なんです。

学部1年生時は必修の語学や法律科目が多く、出欠席をとることもありますが基本的に法学部は出欠席をとらないことが多いです。

なぜなら法律科目の大半が数百人を収容できる大教室で行われるので出欠席をいちいち取ると大学側も大変だからです。

出欠席が自由となると大学生の多くは授業を休みがちになってしまいますが、試験前に痛い目を見るのは自分なので、なるべく出席することをお勧めします。

遊びすぎると期末試験前が地獄になる

遊びすぎると期末試験前が大変なことになるのは他学部も共通しているとは思いますが、法学部は他学部の学習量に比べると数倍多いのは明確です。

例えば、私の大学の法学部1年生が必ず学ぶ【刑法総論】という教科で使われる教科書は598ページあります。これを前期の4月から7月までに終わらせる必要があり、もっと驚くべきことはこのレベルの教科書が必修法律科目の数だけあるということです。

これだけ量が多くなると試験1〜2週間前からやればどうにかなるということもありません。また、試験前に試験範囲を絞ってくれる教授はほとんどいないことからも計画的な復習とテスト対策が必要です。

>>法学部のレポート代行なら東大生中心の精鋭スタッフ陣を誇る『宿題代行Yattoku』にご依頼ください!

救済措置がない

実は法学部は救済措置がない学部として有名です。

私の通っている大学では基本的に病欠や体調不良で試験を欠席した人は追試なるものを受けることができます。しかし、法学部では追試を受けることがほぼできません。(最近では受けられる教科もあります。)

諸説ありますが、法学部に救済措置がないのは司法試験に追試や救済措置が存在していないことが由来と言われています。

だからこそ試験前はしっかりと体調管理を行うことも大切です。

(おまけ)法学部の試験対策

法学部生はどのように膨大な試験範囲をこなしているのでしょうか?試験範囲を絞ってくれる教授も稀有な存在である以上、法学部生にできることは以下の3つです。

毎回、授業に出席する

当たり前のことのように感じるかもしれませんが、大半の文系大学生は授業に毎回出席するという簡単なことができません。

もちろん真面目な方は毎度出席していますが、試験当日に教室にくると普段の数倍も生徒がいるので毎回、驚かされます。

実は毎回、授業に出席することで試験範囲をだいたい絞り込むことができるのです。先ほども書きましたが、試験範囲を絞ってくれる教授はほとんどいません。しかし、毎回授業に出席していると教授の癖を掴むことができるようになります。

教授によって癖は異なりますが、教授が興奮して話している話題や自分の学説を展開してる時、他説を批判している時などはその話題が試験に出ることが多いです。また、授業時間が足りずに省略された話題も試験範囲から除外して良いでしょう。

毎回、授業に出席することで試験範囲を2割から3割減らすことができます

過去問収集をし、試験前に解いてみる

これは法学部に限った話ではないですが、過去問収集は必須です。過去問さえあれば、自分の授業を担当している教授の試験の傾向が一行問題であるのか、選択問題なのか、はたまた判例読解なのか、試験を受ける前に対策をすることができます。

また、法学部の試験では法的三段論法という方法で解答することが基本となっており、慣れれば簡単ですが一年生のときはかなり苦労しました。

>> 減点されない法的三段論法の書き方を法学部生がわかりやすく解説

最高裁判例はしっかり見る

期末試験では必ずと言ってよいほど有名な最高裁判決が存在しているものから出題されます。

つまり、授業で習ったものの中でも最高裁判決が付随してるものから学習するのが試験を乗り越えるコツです。

おわりに

ここまで、

・法学部は遊ぼうと思えばいくらでも遊べること
・法学部のキャンパスライフはメリハリをつけるべきこと
・(おまけ)法学部の試験対策

を紹介しました。

法学部は決して楽な学部ではありません。

勉強量は多いし、学期末試験は難しいですが、毎日コツコツと復習と予習を繰り返すことができればそれほど難しい学部ではありません。

また、法学部で身につく論理的思考能力は社会人になっても約立ちますし、法律は全ての事象に関連していることからも実生活で大いに役立ちます。

みなさんもこの記事を読んで、楽しい大学生活をお過ごしください!