初めまして。宿題代行Yattoku代表です。

タイトルにある通り、この半年弱、CPA会計学院に入学して公認会計士の短答式試験の勉強をしていました。

きっかけは、卒論提出後の最後の春休みにやることがないので、何か難しめの資格を取ろうかと思い調べてみたところ、CPA会計学院の合格体験記で9ヶ月で論文式試験まで受かっている学生がいたので、自分も挑戦してみようと。

結果は、上記の通り自己採点の時点で10%弱足りずに不合格の可能性が非常に高いです。合格体験記ならぬ不合格体験記となります。

転んでもタダでは起きない性格なので、新規顧客層を開拓すべく、半年合格を目指す未来の受験生の参考になるように、記憶が新鮮なうちに学習の軌跡を記事にしてみました。

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長い前置きは嫌いなので、早速本題に入っていきましょう。

自己採点結果

まずは気になるであろう各科目の素点と総合点。

科目名得点満点
企業法80100
管理会計論72100
監査論70100
財務会計論112200
総合点334500

所感としては、企業法と監査論の完成が間に合わず、得点源に出来なかったのが悔やまれる。

そして、連結会計で満点を狙っていたのに初見の形式かつ資料の読み取りが多くパニックになってしまったのが悔やんでも悔やみきれないです。

連結の商品勘定の問題に変にこだわってしまい、他の出来そうな問題に時間を割けず144444と全部テキトーにマークしました。全問不正解30点の失点です。

CPAの回答速報によると最後は222で連続していたので、4じゃなくて2にしておけばよかったです…

財理も5問近く落とし、非常にもったいない。ただ、直前期は財理の勉強を全く出来ていなかったので、当然の結果という感じ。

監査論は手応えがあったのに意外にボロボロ落としていて、詰めが甘かったな〜と。

管理会計論は直前答練で爆死していたので、どうにでもなれという姿勢で臨んでいましたが、明らかに答練より簡単で、1問解くたびに感謝していました。苦手な割に頑張った方かと。

とまぁ自己採点結果と所感はここまでにして、具体的な勉強の軌跡を書いていきます。

各科目の講師

CPAの合格体験記の伝統?として視聴していた科目の講師を書く風習があるので便乗します。

(不合格体験記ですみません(^人^)各講師の講義に不満は全くないです)

CPAは受験生と講師のミスマッチを防ぐため科目ごとに豊富な講師陣を抱えています。

ポケモンの最初の3体みたいに「君に決めた!」ができるのです。

私が選んだ講師は以下の通りです。それぞれ理由があります。

企業法平木講師
管理会計論矢野講師
監査論福田講師
財務会計論(計算・理論)植田講師

順番前後しますが、まず財務会計論から。

植田講師を選んだ理由

そもそもCPAに入学したのは、業界最大手であるから。それだけの理由です。

したがって、財務会計論はCPAの顔となる講師を選ぶ予定でして、私が調べた限りですと、レギュラー講義では植田先生が圧倒的な配信記録をもつということなので、迷うことなく選択しました。

計算が植田講師なので理論も親和性の観点から植田講師にしました。それ以上の理由はありませんでした。

矢野講師を選んだ理由

次に管理会計論。

植田講師を選ぶ受講生の多くは植田トライアングル?と言われるように管理会計と財務計算・理論をすべて植田講師にするらしいです。

自分はあえてそうせずに矢野講師にしました

その理由は2つあり、1つは財理・財計と植田講師でお腹いっぱいだったからです。植田講師のキャラが強すぎて(もちろんいい意味で)管理も…となるとちょっといいかなwという感じです。

もし不合格だったら雑談を聞きに管理会計論の講義を見てみようと思っていました。

もう1つのちゃんとした理由としては、矢野先生の講義スタイルが短期合格を目指す自分にとってぴったりだったからです。

矢野先生の講義はじっくり詳細な解説というよりかは要点を的確にかいつまんでサクサク進めていくスタイルです。植田講師の講義を受けていないので下手なことは言えないのですが、植田講師はマスターピースという独自のレジュメ(かなり厚い)を用意しているくらいには熱血そうだったので、候補から外しました。

また、管理会計には林講師という、後述しますが、CPAの講師の中で唯一の推しというかファンである本当に素晴らしい熱血講師がいらっしゃるのですが、彼の講義も丁寧にじっくりというスタイルなので、時間がない自分には合わないと判断し、候補から外しました。

ただ、これも後述しますが、基礎的な理解で躓いた時には、ある回は林先生の講義も試聴する、といった試聴方法をとっていました。

平木講師を選んだ理由

企業法は、弁護士というのに惹かれて平木講師を選択しました。

それと、とにかく暗記を少なくしたかったので、歌で覚えるスタイルという点も惹かれました。

福田講師を選んだ理由

監査論に関しては、自分のコースだと福田講師と塚本講師の2択だったので、初回講義を見比べて、好みで選択しました。

ただ、候補から外した塚本講師は答練解説講義でお世話になり、声というか話し方がアナウンサーのように綺麗で、非常にわかりやすく、レギュラー講義も受けてみたかったなと思っています。

以上が各科目の選択講師と選択の理由です。

次に具体的な学習の軌跡について書いていきます。

勉強開始1ヶ月目

学習は基本的にCPAの標準日程表(カリキュラムみたいなもの)に沿って進めていました。

入学当初は卒論執筆中でまともに時間が割けなかったので、あえて入門講座から視聴を開始していました。

(あえてというか、CPAは基本的に入門講座前提でレギュラー講義に入っていくので当然ですかね。)

最初の方は1週間あたりのコマ数も少なく余裕があった記憶です。

が、だんだんとコマ数が増えていき、1ヶ月も経たない頃にはほぼ毎日なんかしらの講義が1コマあるといった感じでした。

企業法と監査論はだいぶ先ですが、財計・財理・管理会計の3つですでに復習が手一杯だった記憶です。

勉強開始2ヶ月目

この頃には入門も終わっていたはずです。

本格的にレギュラー講義が進み、すでに答連に追いつくのがしんどくなってきた時期でした。

記憶上、財計は最初の2回くらいは標準日程表通りに答練を受けることができたのですが、3回目あたりから明らかに復習が間に合わず、そこらへんから答連は自分の好きなタイミングで受けるようにしていました。

これは自分が参考にした例の短期合格の方も同じことを言っていて、おそらく、どの条件の受験生も標準日程表通りに答練を回すのはほぼ不可能に近いと思います。

ただ、自分の場合は完璧主義という最大の欠点があったので、ある程度復習が回せない状態で答練を解きたくないというこだわりがあったからこうなったのかもしれません。

後述しますが、この時点では完璧主義は捨てるべきなので、復習が追いついていなくても標準日程表通りに答練を受けること自体は可能です。

まぁ結果はボロボロかと思いますが、答練を受けるのが不可能というわけではないです。満足いく形で受験するのが不可能、としておきましょう。

勉強開始3ヶ月目

ここら辺からだんだん標準日程表通りの学習が厳しくなっていき、特に管理会計論は、あの矢野講師のサクサク講義をもってしても十分な復習が難しかった記憶です。

勉強計画はグーグルカレンダーで管理しているのですが、なんども管理会計のweb講義視聴日をリスケしていた記憶があります。

結局管理会計論は予定よりも大幅に遅れてしまいました。

財計だけは絶対に遅れを取らないと決めていたので、連結応用や連キャも含めすべて標準日程表通りに視聴できました。

この辺りからたしか企業法や監査論の入門もはじまり、発狂回数が増えた記憶があります。

半年受験という気持ち悪いこだわりから生じたプロジェクトのせいで、何回台パンしたから覚えていません。

台パンしすぎてその衝撃でiMacの内カメラが故障した上、机のネジも緩んで何回も締め直しました。

半年受験は人間をおかしくします。

3ヶ月目から過去の自分を恨むようになりました。

ただ、後には引けないので勉強するしかなかったです。

勉強開始4ヶ月目

正直1番辛い時期でした。

自分は文系で、暗記科目や理論科目は本来得意なはずでした。大学受験の2次試験も世界史・日本史というダブ歴選択だったくらいです。

しかし、1ヶ月で企業法と監査論を終わらせるという気狂いの標準日程表には流石にお手上げ。

インプット学習がままならず、講義を受けてはすぐに短問を解くという機械的な作業になっていました。

この時期から一気に勉強スケジュールが後ろ倒しになり、発狂回数も増えていきました。

結局企業法と監査論の講義を見終わったのは公開模試の数日前とかです。

そうですね。ここで公開模試の結果も載せておきましょう。

短答式試験1ヶ月前の公開模試の結果。当然のE判定。ここから本番まで100点弱伸びる。

当然のE判定。覚悟はしていました。

財務理論で50点近く失点していたのが予想外にきつかったです。

が、それよりも企業法は50~60点とれるだろうとたかをくくっていたところ、まさかの25点。本番だったら足切りです。

全体としては、低い判定そのものは大学受験で何度も経験していて、そこから現役合格を果たした成功体験があるので、全く気にしていませんでした。

現役生は直前期が鬼伸びるので、その可能性を信じていました。

ただ、反省すべきはその内容です。企業法は改善の余地しかありません。

ここからテコ入れです。1日の勉強時間の大半を企業法に充てました。

勉強開始5ヶ月目(本試験月)

企業法と監査論の学習が1日の半分以上を占めます。

テキストを丁寧に読んでいる暇はないので、短問をひたすら回して2回以上間違えた問題は付箋をはっていき、本試験までに全理論科目の付箋を剥がす作業をひたすら繰り返していきました。

その様子がこちらです。

気狂いです。

付箋を貼る場所がなくなってくるので、最後の方はセロハンテープなどの小物にも貼っていました(画面中央)。

財務会計や管理会計は応用答練と直前答練のみで演習をしていました。それくらいに時間がなかったです。

兎にも角にも企業法と監査論の短問を回す必要があったのです。

反省点

ここまで、半年弱の勉強の軌跡をおおざっぱに振り返ってみました。

最後の模試から100点近く伸びて合格まであと数%という惜しい結果に終わりました。

全力を出せたので個人的には悔いはないですが、半年合格を果たしている人間もいるという事実が残酷にも「自分は凡人側だったのだ…」と現実を突きつけてきます。

植田講師の雑談の中で、君たちはほとんど凡人なんだからまれに発生する半年で受かりました〜みたいな天才の真似は絶対しないでください、みたいな趣旨の発言は自分にも当てはまってしまったようです。

ただ、ここでは凡人なので無理でしたという生産性のない結論で終わらせるつもりはなく、未来の半年合格チャレンジャーのために、自分の受験勉強において至らなかった部分を残しておきます。

同じ轍を踏まないように、参考にしてもらえれば。

短期合格において完璧主義は捨てるべき

1番の戦略的な敗因は完璧主義です。

勉強を本格的に開始した時期から、3ヶ月目くらいまで、答連で8~9割とれるように勉強していました。これが良くなかった。

もちろんその時その時の答連でいい点をとること自体は素晴らしいことですが、受験期間という中長期スパンでみると悪手でした。なぜなら、その時のレギュラー答練や短答レギュラーでいい点をとっても本番までには忘れるからです。

前半や中盤で本気を出すよりも、まずはざっと各論点をおさえて7割くらい得点できるようにして、企業法と監査論が始まる段階で当該科目に十分な復習時間を当てられるようにしておくべきでした。

自分が参考にしていた例の合格体験記の方も同じことを言っていました。ただ、自分は素直に実践できませんでした。その理由は単純で、しっかり勉強しないと怖かったからです。

ただ、それが難関受験の罠なんですよね。

会計士試験は各論点自体はたいして難しくない。ただ、その量が膨大だから全体としての難易度が上がる。一つ一つの論点を完璧に丁寧にやってる余裕はないのです。

特に自分のような半年合格といった気狂いプロジェクトの場合はなおさらです。

自分は自身の弱い性格に負けたわけです。

短答レギュラー答連はやらなくてよかった

勉強計画が遅れて企業法と監査論の進捗に影響が出た1番の要因は、同じ時期に始めていた短答レギュラー答連の対策をしっかりしてしまったこと。

短答レギュラー答連は1.8年コースなど通常の受験期間で勉強をする受験生にとってはいい復習の機会になりますが、半年合格といった超短期合格を目指す受験生にとっては誘惑材料に近い存在です。

難易度が低いので、対策すれば高得点をとれます。しかし、そこで油断してしまったのです。自分は順調だと。

短答レギュラーの範囲を対策して点が取れるのは当たり前です。範囲が全範囲ではないのだから。

自分の場合、そこで計算が順調だと錯覚してしまい、企業法と監査論の視聴を先延ばしにしてまで短答レギュラー対策をしてしまいました。

電卓を入れて復習していたのでかなりの機会損失だったはず。下書きなど、テキストをざっと眺めて忘却しないようにする復習をしておき、急ピッチで企業法と監査論の映像講義消化を急ぐべきでした。

結構後悔していることの一つです。

ちなみに、自分はCPAから与えられたものはほぼすべてやりました。答連も問題集も。

それだけは胸を張れるのですが、このように結果が伴っていないので、誇れることではなくなってしまいます。

「お金を払っているからやらなきゃ」といったケチマインドは捨ててください。

必要なものだけやってください。難易度が本番レベルの応用答練と直前答練のみで十分です。

財務会計の理論を甘くみていた

財務会計の配点はかなり大きいです。

理論科目なので本来落としている場合じゃありません。

しかし、その分量の多さから「全部やり切るのは無理だ」と半ば諦めていた自分がいました。

短答問題集は何周もしました。これ自体は悪くなかったと思っています。ただ、もう少しインプットを丁寧にやるべきだと反省しています。

究極的には財務理論も暗記科目といったらそうなのですが、計算と絡めてイメージしたりと、企業法や監査論よりも理解力が必要だと痛感しました。

その理解力は短問を周回するだけでは身につかないと思います。丁寧にテキストを読み込むしかないのです。

自分はそこから逃げていました。その結果が模試の大失点と、本番での5ミスです。6点なので30点の失点。連結の全問不正解も合わせて、60点のディスアドバンテージ。その時点で140/200なので一気に苦しくなります。

財理は満点またはどんなにミスっても2ミスまでに抑えるべき。そのためには、思った以上に勉強しなければなりませんでした。

甘くみていましたね。

半年合格を目指してよかった点

自分は残念な結果に終わってしまいましたが、成功体験も当然にあります。

まず、自分の馬力が健在であることを再確認できました。

自分は今回の結果でお分かりいただけるように、天才肌ではないです。完全に努力型です。馬力だけが取り柄です。

結果は伴わなかったものの、勉強時間に比例した成果を短期間で出せたことは自信につながりました。

また、通常の受験生であればよーいどんで同じタイミングで勉強をはじめても、せいぜい得点率30~40%といったところでしょう。66.8%得点できたのは大きなアドバンテージです。

半年合格を目指さなければ今頃だらだら勉強していて、全体像も掴めずにただただ先が見えないマラソンを走っている感覚だったでしょう。

半年でゴールまでの具体的な道筋が見えたことは成果だと思っています。

どの科目をどのくらい梃入れすればいいか完全に把握できたわけですから。

今後について

半年合格というチャレンジが失敗に終わってしまったので、1年合格といった通常の「短期合格」自体にも興味がなくなってしまいました。

それに、次回の短答からは英語の出題という馬鹿げた試験制度の改正もあります。

モチベダダ下がりです。

(ちなみに、半年合格にこだわっていた理由の一つは英語による出題が始める前に終わらせたかったというのがあります。)

個人的な見解、いや多くの関係者がそう思っているはずだと思いますが、このAI全盛期にいったいなぜ英語での読解力を試験で試すのか意味がわかりません。時代錯誤も甚だしい。

しかも、USCPAという資格があるじゃないですか。英語ならそっちでいいじゃないですか。国際化?理解しますよ。でも、それは短答や論文ではなく、修了考査などで十分ですよね。

明らかに試験制度の改悪です。余計なことはしなくていいから、ボーダーを66.8%にするとかそういった気の利いたことをやってほしいものです。

話が完全にそれた上に、合格者からしてみれば負け犬の遠吠えにしか見えないのでここら辺にしておきましょう。

今後の話ですね。

当初は不合格だったらテキストを全部捨てて勉強を辞めるつもりでした。

ただ、中途半端に惜しい点数をとってしまったのと、まだ論文講義のもとをとっていないので、シンプルにお金がもったいないから、勉強自体は続けることにします。

とはいえ、12月は大荒れしそうな予感がするのでスキップしようかなと考えています。実際にどんな問題が出題されて、それに対してCPAがどんな対応を取るのか?様子を見ます。

この半年のストレス負荷が強すぎたので一旦好きなことをしながら1日4〜5時間コンスタントに勉強する生活をしようかなと考えています。

好きなこと、の一環として、本サイトで会計士の勉強ブログを発信していくことも検討しています。

具体的には、企業法や財務理論で考案した語呂合わせなどを公開していこうかなと。

これは受験あるあるなのですが、語呂合わせって他人が考案した意味わからない語呂合わせが案外強烈に記憶に残ることが往々にしてあるんですよね。

企業法の平木クラスの場合は、jijiたんの歌が強烈です。本試験でも歌の威力が発揮されました。

自分も、本来は発信する側の人間なので、ビジネスチャンスも兼ねて、当ブログで会計士の内容を発信していくのが楽しみでもあるんです。

ざっと、今の所思いつく計画はこんな感じです。

あとは、自分エンジニアでもあるのでアプリとか作れちゃって、会計士のある科目のある分野に特化したアプリを考案していて、気が向いたら本格的に個人開発していこうかなとも思っています。

無茶苦茶需要あると思うので、ブッ刺さる人にはブッ刺さります。

リリースしたらブログでお知らせしますね。

それでは今回はここまでにします。不合格体験記をご覧いただきありがとうございました。

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また、1人暮らしの方で自分で生計を立てなきゃいけないという苦学生の方は、ぜひアルバイトに応募してみてください。

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