10000字のレポートは課題として出される頻度はそこまで多くありませんが無いとも言い切れず、卒論を視野に入れると書き方や構成を知っておいて損はありません。
数千字レベルのレポートと最も異なる点は、参考文献がほぼほぼ必須でありその数も尋常じゃない点です。
本記事では10000字レポートの構成や書き方について参考文献の引用数も併せて解説していきます。
10000字レポートにかかる時間は?
10000字レポートにかかる時間は最低でも1週間は欲しいところですが、個人差はあります。
この個人差とは勿論タイピングの速さであったり構成を考える速さなどもありますが、特に影響が大きいのが『課題に対する知識量』です。
課題に対する知識が豊富であれば後は10000字を書き切ることだけなので数日あれば問題ないでしょう。
しかし、ほとんど知らない、全く知らない場合は10000字相当の知識を得るために相当時間がかかります。
10000字ともなると生半可な知識量だとすぐに書くことが尽きてしまい字数の壁を突破できないため、知識量が足りないのであれば参考文献を読み漁り、得た知識を有機的につなげていく必要があります。
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10000字レポートはA4用紙何枚分?
10000字レポートは10.5ptの大きさで40×36の設定(初期設定)だと約7枚程度で、一枚あたり1500字です。
数千字レベルの多くのレポートがA4用紙1~2枚で十分であることに対し、10000字レポートは7枚と相当な枚数です。
10000字レポートは焦って書けるような分量ではないことを肝に銘じておきましょう。
10000字レポートの構成はどうすればいい?
10000字レポートをスムーズに書くには構成を意識することが不可欠です。
序論・本論・結論の三段構成が基本
2000字あろうと、5000字であろうと、10000字であろうとレポートであれば序論・本論・結論が基本構成です。
序論では導入となるような基礎知識や研究事例、課題に対するあなたの考えを書きましょう。
本論では参考文献などをサポートとしてあなたの考えについて理論を展開していき、結論で序論・本論の内容を簡潔にまとめます。
字数配分としては序論:本論:結論 = 1500字:8000字:500字程度が書きやすいと思います。
レポートで最も大切な部分はあなたの考えを書く本論であるため、本論の比重が大きければ字数配分は自由に設定しても構いません。
序論は深く詳細に書こう
序論の理想的な書き方としては、その分野を知らない人が読んでも全容を理解できるほど詳細に書けると素晴らしいです。
序論を深く詳細に書く理由は、本論のボリュームが大きいからです。
10000字レベルとなると字数に比例して取り扱う内容が高度になりやすい傾向があります。500字よりも1000字、2000字よりも3000字レポートの方が書きづらい理由の一つもそこにあります。
本論の内容が高度になると、当然理解するためには十分な前提知識が必要となります。高校数学を知らない人にいきなり大学数学の内容を説明しても理解してもらえないことと同義です。
そのため序論はその分野の教科書を目指すつもりで書きましょう。
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本論は参考文献を多用しよう
学術の世界ではとにかく客観性が重要です。どんな名だたる研究者たちであっても論文を書く際は多くの参考文献を引用しています。
故に本論ではとにかく参考文献を多用しましょう。
そうは言っても参考文献から引用しすぎればもはやあなたの考えではなくなってしまいレポートとして適さなくなりますし、一方で参考文献を一切引用しなければ主観的な感想でしかないため落単は確実でしょう。
おすすめの思考法は、①自分の考えを整理する、②その考えと同じような事を指摘している文献を探す、という方法です。
「私は~と考えている。実際、○○は~と主張しており、△△は~と主張している」
と、することで参考文献を引用しつつもあなたの考えが埋もれるということもありません。
逆に、参考文献の著者たちが主張している考えから逆算的にあなたの考えを導いて、まるであなたの考えをサポートするかのように参考文献を引用することもできます。
本論ではとにかく客観性を高めるために参考文献を多用しましょう。
結論は簡潔に短く書こう
結論はおまけみたいなものですが、結論を読んだだけでもこのレポートの概要を掴むことができる内容にする必要があります。
最も簡単な方法は、序論・本論から必要のない所謂贅肉部分をそぎ落とす方法です。結論のために一から文章を作成する必要性がなくなるため、時短にも繋がります。
参考文献はどれくらい用意すればいい?
10000字レポートを書くにあたって必要となる参考文献を構成ごとに説明します。
序論は1~2冊で十分
序論を仮に1500字書くとすると、参考文献は書物ベースで1~2冊で十分です。おそらく1500字程度のレポートを書く際も1~2冊の書物を参考にしながら書くことが多いのではないでしょうか。
逆に序論のために参考文献を3冊や4冊も読み込んでしまうと序論のボリュームが大きくなりすぎてしまいますし、何よりも時間がかかりすぎてしまいます。
序論は最低限の労力で乗り切りましょう。
本論では追加で2~3冊は欲しい
本論では序論で引用した参考文献に加えて2~3冊は追加で参考文献が欲しいところです。
10000字レポートとなるとその内容も高度で複雑と予想されます。そのため1~2冊では分野の広さや知識の深さをカバーできない可能性が大いにあります。
理想的には網羅的な文献1~2冊、特定分野に特化した文献2~3冊あれば最低限10000字レポートは書けると思います。
例えば、発達障害の児童への支援について、というレポートであれば発達障害に関する網羅的な文献、特別支援に関する網羅的な文献、発達障害のうちLD・ADHD・ASDそれぞれ特化した文献を引用すれば広く深く知識を得ることができます。
とは言っても上記冊数は最低限であり、大いに越したことはありません。加えて、論文や報告書等の文献も引用することでより多角的に、より客観的なレポートを書くことができます。
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結論は参考文献必要なし
結論は序論・本論の内容を簡潔に要約するだけですので改めて参考文献を引用する必要はありません。
強いて必要な場面は今後の展望を書く際に必要な程度であり、基本的には参考文献が無くても問題ありません。
10000字レポートが書けない時は
10000字レポートは書き方を知っていたら書ける、時間があれば書けるほど優しいものではありません。
10000字レベルの知識量の獲得や文字数が多くても一貫性があり、論理的であり、客観的である文章を作成することは普通の大学生にとっては相当難易度が高いため、書けずに困ってしまうことは当然です。
そんな時は友人と協力する、相当な時間を確保することや『宿題代行Yattoku』のような実績のある代行サービスを利用してみましょう。