宿題代行の世論のほとんどは反対意見です。

しかし、蓋を開けるとそれらの反対意見は思考停止の感情論ばかりなので、この際一つ一つ論破していくことにしました。

以下では世に出ているほとんど全ての反対意見を紹介していくので、宿題代行の世論に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

宿題代行の反対意見①:「ずるい、不公平だ」

宿題代行に対する反対意見として最もメジャーでかつ思考停止なのが「みんな頑張ってやってるんだから、あなただけ宿題をやらないのはずるい、不公平だ」というものでしょう。

いかにも日本人的発想ですが、これに対する論破はこうすると良いでしょう。

「みんなが宿題をやっているから〜」に対する論破

みんな宿題をやってるからと言ってその行動が正しいとは限りません(例えば日本の戦時協力体制など)。「みんなやってるから」と宿題代行を批判する人はたいてい、本当は自分もやる意味を感じてないのに宿題をしないで周りから批判されるのが怖いから結局やることにした人が多いです。そういった人に限って「みんなやってるから」宿題をしてきた自分を正当化したいがために、宿題代行を否定せざるを得ないのです。

こちらの記事↓にも書いてある通り、基本的には宿題に意味はありません。

そんな意味のない宿題をやっていない人に対して「みんながやっているのに宿題をやらないなんてずるい!」と主張する人は、まず「みんながやっている」から正しいはずだと信じてやまない情報弱者であるか、本当は宿題をやる意味が良くわからないけど、批判されるのが怖いからやってみただけで、時間を使って努力した自分を正当化するためにも(仕方なく)宿題代行してる人を叩く人のどちらかです。

宿題代行の反対意見②:「子どもの価値観が歪む」

宿題代行の反対意見2つ目として挙げられるのは「宿題代行を通してお金でなんでも解決できることを子どもが知ると歪んだ価値観をもってしまう」です。

これは本当にそうでしょうか?

まず子どもに「太郎、お金払って宿題代行しておいたわよ」なんて言う親は存在しないので子どもが知るわけないです。

また、百歩譲って自分の宿題がお金で解決されたことを知った子どもがいたとしても、その子が自分の宿題が無くなったくらいで「世の中金か」と気づくかというとそんなことは考えにくいです。

普通に考えて、わざわざ子どもに宿題代行業者に宿題をやってもらった事を報告する親はいないですし、子どもに言ったとしても「お母さんがやっといたわよ」くらいだと思います。

このように、万が一子どもが「自分の宿題がお金の力によって解決された」と知ったとしても、それだけで「世の中結局金なのか」とはならないので、この宿題代行に対する反対意見には無理があります

宿題代行の反対意見③:「平気で嘘をつく子どもになる」

宿題代行の反対意見として次に挙げられるのは「子どもが平気で嘘をつく子になってしまう」というものです。

これにも無理があります。

宿題を代行してもらってそれを自分でやったかのように報告しただけで、子どもは嘘をつく子に成長すると決まったわけではないです。

嘘をつく子どもに育つ原因はそんな単純に決まりません。他にも要因はたくさんあるはず。これは、単に教育評論家が脳死で宿題代行を否定したいだけのようにしか思えない反対意見です。

つまり、こういった反対意見は全部宿題代行のせいにしたいだけ。宿題代行に反対する理由を必死に粗探ししようとしているだけなので聞く耳をもたなくていいと思います。

宿題代行の反対意見④:「宿題ができないなら正直に言うべき」

宿題代行の反対意見お次は「宿題ができないなら嘘をつかないで正直にいうべき」というものです。

この反対意見を言った人は、自分が子どもの時を思い出してほしいです・・・。自分が同じ立場だったらそんなことできるでしょうか?

正直に言えばきっと先生に怒られるはずなので、自分を守るためにも嘘をつくに決まっています。

無責任な発言は控えてもらいたいものです。

宿題代行の反対意見⑤:「自立した子どもに育たなくなる」

宿題代行の反対意見お次は「宿題をやらせないと自立した子どもに育たなくなる」です。

反論させてください。

宿題を自分でやる子は自立した子供に育っているでしょうか?そうとは限らないですよね。割合的にほとんど全ての国民が宿題をやってきたにもかかわらず、自立できていない子供部屋おじさん・おばさんは多数存在します。

東大出身の筆者の周りにも、宿題を真面目にやってきたけど全く自立した人生を送れていない学生が結構いてびっくりしました。

この宿題代行に対する反対意見は説得力に欠けます。所詮、これもお決まりの「宿題代行に反対したいだけの粗探し」に過ぎないのではないでしょうか。

宿題代行の反対意見⑥:「宿題は自分でやってこそ意味がある」

次の宿題代行の反対意見意見は「宿題は自分でやってこそ意味があるので、宿題代行は論外」というものです。

これも先ほど言及したように、そもそも学校の宿題は基本的に意味がないので、自分でやろうが他人にやらせようが変わりません

それだったら、お金を払って他人にやらせた方がその間自分の好きなことに時間を支えてよっぽど有意義ではないでしょうか。

宿題代行の反対意見⑦:「教師の権威を破壊する」

最後の宿題代行の反対意見は「宿題を業者にやらせると、教師の権威が失墜する」です。

・・・正直意味が分かりません。

おそらくこの反対意見を出した人は「宿題をやらないと教師の権威が失墜する」ということを言いたかったのでしょう。

だとしたら、宿題をやらないことが問題なのであって、代行業者に任せるのが問題ではないのですから、この反対意見は意味をなさないと思います。