学年末の期末試験やレポートが終了し、3月になると大学から「成績評価」が発表され始めます。大学の成績は「GPA」という基準での評価が多く、大学生の皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。
特に就活や大学院進学を控える方にとってはGPAが重要なのかどうか気になるトピックですが、一般的に大学ではGPAについて詳しいことを教えてもらえる機会はあまりありません。
そこで今回の記事では「GPAが出たけど◯◯って低い?」「GPAは就活に関係ある?」といった疑問をお持ちの大学生向けに、GPAが低いとどうなるのか、就活や大学院進学にどのような影響が出るのか詳しくご紹介します。
大学生の皆さんはぜひ最後までご覧になって、参考にしてみてください。
GPAがいくつだったら「低い」と言えるのか
GPAはアメリカや日本の大学や大学院で活用されている成績の指標で、5段階の基準で成績がランク付けされます。その意味では中学校・高校の成績評価に近い成績指標ですね。
多くの大学では「秀・優・良・可・不可」や「S・A・B・C・D」といった5段階評価で履修した授業の評価がなされます。学期ごとに履修した全ての授業の成績の平均が、学期ごとのGPAとして0〜4の数字で算出されます。具体的に示されることはほとんどありませんが、大学生のGPAの平均の値は「2.4〜2.8」ぐらいであることが多いようです。
もちろん大学や学部、文理によってもGPAの平均値は異なりますが、概ねGPA2.0よりも高くなるのが普通だと言われています。そのためGPA2.0を下回った場合、「GPAが低い」と評価される危険性があります。
GPAが低いと就活に影響があるのか?
次に大学生の方が気になっているであろうGPAの就活への影響についてお話します。
結論から言うと、GPAは就職にほとんど影響しませんのでご安心ください。理系でも文系でも新卒として一般就職をする場合、学力は基本的に「出身大学」や「各企業が行う学力テスト」によって判断されます。加えて就活では大学で勉強したことよりも、サークル活動やアルバイトなどの大学以外での経験に重きが置かれます。ですので、GPAが就活において重要視されることはそんなにありません。
ただし、GPAが低すぎると、就活で悪い印象を与えるので注意が必要です。GPAが低すぎるとそもそも大学を卒業できるのか、という疑念を企業側に与えることになり、就職活動においてリスクとなってしまいます。
GPAは就活にはそれほど関係はありませんが、あまりにも低すぎるとマイナスの評価になることも考えられますので注意しましょう。
>>GPA1.5はやばい?就活に影響するって本当?挽回する方法を解説
GPAが低いと大学院進学が絶望的って本当?
理系の大学生は大学院進学を選択する方も多いかと思います。院進ではGPAが重要視されるケースと全く不必要なケースがあります。これら2つの事例別に大学院進学とGPAの関係について解説していきます。
大学院に進学するためには、内部進学・外部進学どちらの場合でも院試を受ける必要があり、推薦試験もしくは一般試験のいずれかの方式で試験を受けることになります。推薦試験は一般的には学部や研究室からの推薦を受けることで筆記試験や面接試験、またはその両方を免除され、書類選考だけで進学できる試験制度です。推薦を受けられる条件は大学・学部によって異なりますが、「GPAが高い順に3割まで」「GPAが3.0以上」などGPAを重要視する学校が多いです。院試の他にも大学院の研究室選びや企業推薦を受ける時にもGPAが重要となります。
一方で一般試験は通常筆記試験と面接から構成される試験制度でほとんどの場合試験さえクリアできればGPAは重要視されません。これは外部進学する際に特に顕著で、GPAは他大学の評価であるので厳密性を欠き全く参考にされないことがよくあります。そのためGPAが低い場合でも筆記の点数さえ良ければ院試を突破することが可能です。
このように、GPAが低かったとしても一般試験の場合は問題ありませんが、推薦試験を受ける場合のみGPAが重要視されますので注意が必要です。また海外留学を視野に入れている人はGPAが低いとそもそも試験すら受けられないというリスクがありますので、できるだけGPAを高く保っておくことを心掛けておきましょう。
>>GPA2.0はどれくらい?「留学や院進にGPA2.0が必要」は本当なのか
GPAが低い人が今から挽回する方法とは
学部卒で就職する時や大学院を一般試験で受験する場合には、GPAはそこまで問題にしない企業が一般的です。しかし推薦制度を利用したり、海外留学を検討している人にとってはGPAが低いと非常に不利な状況となってしまいます。加えてGPAが2.0よりもあまりに低くなりすぎると(具体的には1.0ぐらいまで)、就職や進学に支障をきたす危険性もあります。
したがって、GPAが低い際に挽回する手段を知っておくと就職・進学において有利に立ち回ることができるでしょう。ここからはGPAが低くてお悩みの方に試していただきたい3つの方法についてご紹介します。大学生の皆さんはぜひ参考にしてみてください。
課題代行を利用する
GPAが低くても挽回する手法として最初に挙げられるのが、単純にGPAを高くすることです。GPAは履修した科目の5段階評価での平均ですから、「S」や「秀」といった最高評価を取れば取るほどGPAは挽回することが可能です。最高評価を得るための手段として「課題代行サービス」の利用をおすすめします。
課題代行サービスとはその名の通り業者に代金を払うことでレポートなどの課題を代わりにやってもらうサービスです。大学では単位を取得することが最優先事項ですから、GPAを上げるために履修科目を増やしすぎて落単してしまう、というのは避けなくてはなりません。単位の取得とGPAを上昇させるために課題代行を利用することが有効です。比較的簡単な科目やレポートだけで成績評価される科目に課題代行を利用し、必修やテスト科目に時間を割くという方法で単位の取得とGPAの向上を両立することが可能です。
このような目的で課題代行サービスを利用する場合、高品質かつ安全な法人業者に課題代行を依頼するのがおすすめです。宿題代行Yattokuでは、東大生をはじめとするレポート作成に長けた優秀なスタッフが代行を行っているので、非常に高品質なレポートを作成することが可能です。またコピペやレポートの作り置きも一切禁止されていますので安心して課題を任せることができます。業界内最安値で課題代行サービスを提供しておりますので、GPAを挽回する手段としてぜひご検討してみてください。
課外活動を頑張る
就職を控えている学生にとっては無理にGPAを上げようとするよりも、「他のことを頑張る」という意識を持ったほうが良いかもしれません。上でも述べたように就職活動では「勉強で頑張ったこと」よりも「勉強以外で何を頑張ったか」を重視する場合が非常に多いです。そのため、サークル活動に専念したり、ボランティアやインターンに参加したりするといった課外活動を行うことがおすすめです。大学時代に頑張ったことの自分なりのエピソードを用意してみましょう。
スキルを身につける
GPAが低い場合に挽回する手段として、何らかのスキルを身につけるというのもよく見られる方法です。ExcelやPowerPointなどパソコン関連の操作を鍛えたり、英語力を向上させたりといったスキルを身につけることは就職する上で他の学生との差別化になります。いずれも一朝一夕で身につくものではないですが、ユニークな特技があればGPAの低さが問題にならない場合も多いでしょう。