みなさんは国際問題に関するレポートを書く際に、どのようにテーマ選びをしていますか?複雑なテーマを選んでしまい、なかなか筆が進まない方もいるかもしれません。

そんな方に向けて、本記事では『課題代行サービスYattoku』スタッフの筆者が、国際問題レポートの書きやすいテーマ6つと、その例文について解説していきます!

どのようなテーマにしようか悩んでいる方も、すでにテーマを決めることが出来た方も、この記事を読めばヒントを得られるはずです。

国際問題レポートのおすすめテーマ&例文

難民危機と移民問題

難民、移民の問題は、現在もっとも議論されているトピックのひとつです。それゆえに、インターネット上の資料も十分見つかります。

日本の難民受け入れ政策に注目しながら、他国の政策との比較をすると書きやすいでしょう。以下に例文を紹介します。

例文

「難民問題に関して、現在ではシリア、アフガニスタンなどの紛争地域からの避難民が増加し、問題となっている。本稿では、日本における難民受け入れ政策の日本国内に与える影響と、他国の対応策を比較検討し、どのような差異があるのかを明らかにする。また、難民受け入れ政策のアプローチ方法が移民問題に関してどのような関わりを持つかについても考察する。」

国際貿易摩擦と経済政策

    国際貿易は自国の経済成長に必須ですが、関税、貿易障壁などが理由となって国家間で摩擦が生じることがあります。

    現在は米中貿易摩擦が過激化してきているので、それに注目すると書きやすいでしょう。

    以下に例文を紹介します。

    例文

    「米中貿易摩擦について、2018年に始まったこれは二国間だけにとどまらず、世界経済全体に深刻な影響を与えている。本稿では、米中貿易摩擦の起こった背景とその経済的影響を分析し、関税政策やサプライチェーンの変化がどのように影響を及ぼしているかを考察する。さらに、自由貿易と保護主義についてどのようにバランスをとるかについても議論する。」

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    核兵器の拡散と軍縮問題

      核兵器の拡散は、世界平和を脅かす存在として、世界から深刻に捉えられている国際問題です。

      北朝鮮、イランなどの核開発に注目し、核拡散防止条約とからめて世界各国の核保有政策と照らし合わせると書きやすいでしょう。以下に例文を紹介します。

      例文

      「核兵器の拡散は、人類の抱える世界平和に対する最大の脅威として認識されている。本稿では、核兵器拡散の現状とその背景について分析し、それに対して国際社会が恒久的な世界平和を達成するために、軍縮へ向けて取るべき政策について考察する。ここでは北朝鮮、イランの核開発が国際社会に与える影響に注目する。」

      インターネット規制と情報の自由

        このテーマは、現代において発達してきたインターネットに焦点を当て、デジタル化社会での情報規制や表現の自由に注目して書くとよいでしょう。

        特に、中国やロシアにおけるインターネット規制については、ここ数年で議論に上がることが多いです。

        また、今後の国際社会の発展にどのように寄与するかという示唆もしやすいでしょう。

        以下に例文を紹介します。

        例文

        「インターネット上の情報の自由と規制は、現代社会における重要な問題となってきている。本稿では、インターネット規制の背景とそれが与える影響について分析し、表現の自由と国家安全保障のバランスについて考察する。中国、ロシアでのインターネット規制に注目し、それが自国民、国際社会にどう影響するのかを論じる。」

        AIと労働市場の変化

          AI技術の発展は、世界全体の労働市場に大きな影響を与えています。

          ここでは、これを国際問題として扱うために、技術進化に伴う失業問題、国民が必要とされているスキルの再教育に焦点を当てて書くとよいでしょう。

          以下に例文を紹介します。

          例文

          「人工知能(AI)の発展は目覚ましく、多くの産業において自動化を進める要因となり、労働市場に大きな影響を与えている。本稿では、AIが労働市場に与える影響について分析し、新たな職業の創出や、今後の労働市場の変化について考察する。また、技術進化と雇用創出のバランスを保つための国際的な取り組みを評価し、議論する。」

          気候変動とその影響

            気候変動は、その環境的な影響だけでなく、経済や人道的な問題として認識されつつあります。

            このテーマで書く際は、パリ協定に基づく世界各国の取り組みに注目し、環境問題を国際問題として捉えると書きやすいでしょう。

            以下に例文を紹介します。

            例文

            「近年、気候変動による自然災害が増加傾向にあり、それは特に発展途上国に大きな被害をもたらしている。本稿では、気候変動の原因とその影響を確認し、それらに対して国際的に行われてきた対策を評価する。また、ここではパリ協定に注目し、各国の取り組みとその効果を比較検討する。」

            以上6つのテーマを紹介しました。これらはすべて現代において課題とされている国際問題です。この記事を参考にして、ぜひみなさんのレポート作成に活かしていただければと思います。

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            国際問題レポートに必要な資料探しのコツ

            上記6つのテーマとその例文を紹介しましたが、いざ書くとなると、まず資料探しの壁に直面するかと思います。

            資料は、自分の仮説を裏付けるために必要不可欠です。ここでは、効率的な資料探しの方法を紹介します。

            Google Scholar

            最初に紹介するのが、Google Scholarです。

            Google Scholarは、学術論文や、研究資料を検索することのできるサービスです。

            無料で利用でき、多くの論文は大学図書館などのデータベースとリンクされているため、信頼度が高いといえます。資料の引用もスタイルごとにコピペ可能なので、手間がかかりません。

            国際機関のレポート

            次に紹介するのが、各種国際機関のレポートです。

            国際連合(UN)、世界銀行(World Bank)をはじめとした国際機関の公式サイトには、国際問題に関する最新のデータや統計研究が掲載されています。

            これらも多くは無料でアクセスすることができ、信頼できるデータを入手することが可能です。

            政府系の公開データベース

            最後に紹介するのが、政府系の公開データベースです。

            米国関連の情報を収集する際に、米国国防総省(DoD)や、米国国際開発庁(USAID)などの公式ウェブサイトには、国際問題に関する報告書やデータが多くあります。

            公共機関のデータは信頼性が高いため、自分の主張を裏付ける強力な根拠となります。

            上記以外にも、実際に大学図書館へ足を運び、文献を探すという方法もあります。

            一般に、大学図書館所蔵の文献は過去の研究や知見が簡潔にまとめられているものが多いです。しかし、レポートに使う際はある程度使いたい文献をあらかじめ決めておく必要があるので、少々手間がかかってしまいます。

            その点、インターネットのほうが比較的簡単に資料を見つけることができるでしょう。

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            国際問題レポートのファクトチェックは確実にしよう

            国際問題レポート作成にあたって、情報収集の際に注意したいのがその情報の正確性です。

            ニュース記事や、Wikipediaの情報などは、情報の出どころが不明であることが多く、これらを自分のレポートに使用するのは非常に危険です。そのような情報源を利用する際は、FactCheck.orgやSnopesなどのサイトでファクトチェックをし、情報の信頼性を担保することが必要です。

            どうしても国際問題レポートが書けない時は?

            この記事では、国際問題レポートの書きやすい6つのテーマとその例文を紹介しましたが、実際に自分で書くとなると、資料探しから始めないといけないので面倒に感じるかもしれません。

            かといって、ChatGPTに代表されるような文章作成AIを使うことは禁じられていることと思います。

            そんなときは課題代行サービスを使うのをおすすめします

            代行サービスを利用することで、国際問題のテーマから、それに関する参考文献探しを含め、レポートを完成させるまでのすべてを代行してくれます。

            その中でも、『宿題代行Yattoku』がおすすめです。

            東大生を中心とした少数精鋭のスタッフが担当するため高品質であり、企業努力によって業界内でも低価格で依頼することができます。コピペや剽窃(盗用)といった不正に対する不安も、一からレポートを作成しているため、全く心配がいりません。

            この記事を読んでもなかなか書き始められない、あるいは書く時間がないなどでお悩みの際は、代行サービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか。