大学のサークルは何個でも加入することができるため、やろうと思えば5個や6個のサークルに在籍することも可能ですが、何個もサークルに入るのは時間が足りなくなり現実的ではありません。
ただ、新入生からすると「友達ができないかもしれない」「自分に合わないかもしれない」という不安から身に余る数のサークルに加入して保険を掛けたくなる気持ちも分かります。
そこで今回はサークルの理想的な掛け持ちの数やサークルの掛け持ちするメリット&デメリットについて解説していきます。
サークルを掛け持ちする人の割合と平均数
サークルを掛け持ちする人の割合と平均数の調査が公然に実施されているわけではないため明確な数値があるわけではないですが、体感としては全体の1~2割が2個以上のサークルを掛け持ちしていると思われ、平均は2~3個であると思われます。
一方で、近年は回復傾向にありますが、コロナの影響によりサークル活動が縮小していた時期もありもう少し少ないかと思います。
総括すると、サークルを掛け持ちしている人の割合はそこまで大きくなく、平均数も2個程度だと思います。
サークルを掛け持ちするメリット&デメリット
サークルの掛け持ち数がわかった上で、掛け持ちのメリットデメリットを軽く押さえておきましょう。
メリット
就活での自己PRに困らない
就活の際に困ることと言えば、自分の長所や短所に説得力を持たせるためのエピソードがないことです。
サークルを掛け持ちすることで自己PRに使えそうなエピソードが掛け持ちした数だけ増えるので、自己PRが充実します。
友達が激増する
サークルの掛け持ちをすればするほど交友関係が広がるため、総じて友達を作りやすいです。
文化系や運動系と様々なサークルに入ることで、多種多様な人とのつながりを作ることができるため人数以上に多様な交友関係を築くことができます。
友達が増えると、就活や学業における情報戦にて有利になることもあります。
人によっては「よっ友しか増えないで親友がなかなかできない」という問題も発生しますが、下の記事で書いているように大学でよっ友は大事なので気にしなくてよいでしょう。
>> 大学のよっ友こそ大切にした方がいい理由を長期目線で教えます
デメリット
サークルを掛け持ちするデメリットも当然あります。
すべてが中途半端になる
サークルの掛け持ちのデメリットとして、すべてが中途半端になることが挙げられます。
すべて、とはサークル活動も勿論ですが、交友関係や就活、さらには街区業やアルバイトにまで悪影響が及びます。
サークルをかけ持つということは、一つ一つのサークルに対して時間をあまりかけられないので人間関係は希薄のままです。
裏を返せば、サークル内でのあなたの存在が薄いままであり、就活で使えそうなエピソードが生まれる可能性が低くなります。
また、サークルに力を入れすぎれば学業やアルバイト等に時間を割けなくなってしまいます。
時間とお金が溶ける
サークルを掛け持ちしてそのいずれの活動にも参加するということは週のほとんどをサークル活動に充てるということです。
また、サークルでは道具やサークル費、合宿、飲み会など結構お金がかかります。
サークルを掛け持ちすればするほど時間もお金もかかるため、サークルの掛け持ちは自分の首を絞める行為に繋がってしまいます。
サークルを掛け持ちする場合の理想的な個数と組み合わせ
サークルを掛け持ちするメリットとデメリットを押さえた上で、本題に移っていきましょう。
サークルの掛け持ち数は何個が最適なのでしょうか。
>> 大学のサークルおすすめ10選!学業との両立もできて就活にも強い!
最適掛け持ち数は2つ
私自身サークルの掛け持ちは2個でした。また、私の周りを見てもサークルを2個掛け持ちしている人が多く、3個以上は聞いたことがありません。
サークルの掛け持ちが2個までが多い理由として、学業やアルバイト、実生活との両立が可能なギリギリのラインであり、3個も4個も掛け持ちしてそのいずれにも打ち込めるわけではないからだと思います。
また、文化系と運動系のような性質の異なるサークルそれぞれ1個ずつ入るというケースもあります。
サークルの掛け持ちは2個までが限界であり、2個でもサークル掛け持ちのメリットを十分に活かすことができます。
3つはかなり忙しい
サークルの掛け持ちが3個だとかなり忙しくなります。
各サークルが週1回の活動だったとしても週の半分はサークル活動があるということになります。
掛け持ち3個あたりからサークルとそれ以外にかける時間のバランスが崩れていき、サークル掛け持ちのメリットよりもデメリットの方が色濃くなり始めます。
4つ、5つはデメリットがほとんど
サークルの掛け持ちが4個を超えると、掛け持ちのデメリットがメリットを包み隠してしまいます。
確かに4個以上のサークルに入っていれば就活に使えそうなエピソードも友達もかなり多くできそうですが、いずれのサークルの活動にも十分に参加できなくなります。
逆に参加したとしても、今度はサークル以外が中途半端になってしまいます。
サークルの掛け持ちで失敗している人の特徴
次にサークルの掛け持ちで失敗している人の特徴について解説しましょう。
「4つ以上所属している人」と言えばそれまでですが、最適個数の2つでも失敗している人は少なくありません。
広く浅くサークル活動に取り組んでいる人
大学入学当初は3個や4個のサークルを掛け持ちしていることはよくあります。サークルの実態を肌で感じるためにとりあえず入っておくことは重要なことだと思います。
しかし、その中から本気で取り組みたいサークルを絞れずにいると掛け持ちのデメリットであるすべてが中途半端になってしまいます。
優先順位をつけられない人
サークルを掛け持ちしていると、取捨選択の能力が重要になります。
掛け持ちしていればその日、その時間に何をするかの選択肢が増えます。しかし、優先順位がつけられないと学業が疎かになる、アルバイトができなくなる、サークルである旅行などのイベントに行けなくなるなど、サークルを掛け持ちしているが故のあらゆる失敗や後悔に繋がってしまいます。
例えば、期末試験が近いのにサークルを優先してしまう、サークルで旅行があるのにアルバイトを入れてしまう、アルバイトの直前にサークル活動に参加してしまう、サークル活動が被ったときにどっちつかずになるなど、その時に本当に優先すべきことが見えない人はサークルを掛け持ちすると失敗しやすいと思います。
学業との両立ができていない
サークルを優先しすぎて学業との両立ができない人もサークルを掛け持ちすることで学業が疎かになり、単位を落とすなどの失敗に繋がりやすいです。
ただ、学業に関しては1つ抜け穴があります。それは課題代行業者を利用することです。
レポート課題やプレゼン資料などを宿題代行業者に任せてしまえば課題に取り組む時間が浮くのでサークルに注力できますし、学業とサークルの両立も達成できます。
利用するならば「宿題代行Yattoku」のような法人の宿題代行業者がおすすめです。「宿題代行Yattoku」は東大生を中心とする少数精鋭のチームなため、高品質・低価格・コピペや盗用の心配もなく・直前であっても依頼できる(場合がある)と高いサービスクオリティを持ちます。
サークルと学業の両立に悩んでいる人は代行業者を上手く使っていきましょう。