長い受験生活を終えて高校や大学への入学が決まり、これから新たな生活を始めようとしているみなさん、本当におめでとうございます。

「受験勉強から解放されて思いっきり自分のやりたいことをできる!」とワクワクしている人も多いかと思いますが、1つ気をつけておいてほしいことがあります。それは、高校や大学の中には合格してから入学するまでの間に「入学前課題」を出すところがあるということです。

今回はそんな入学前課題について、それがいつ届くのか、待っていても一向に届かない場合はどうすればいいのかなどについて解説していきます。

入学前課題はいつ届くものなのか

入学前課題が届くのはいつなのでしょうか。

結論から言うと、学校にもよりますが、入学前課題は合格発表の当日からその後1週間以内に届くことが多いようです。

例えば、12月10日が合格発表の日だとすると、入学前課題は12月10日から12月17日の間に届くことが多いです。しかし、これはあくまでも目安に過ぎませんので、あなたの入学する学校やあなたの住んでいる地域によって変わることもあるということを頭に入れておきましょう。

合格通知書と共に送られてくるという形が一般的ですが、別々に送られてくることや入学前に参加する合格者説明会などで直接渡されることもあります

また、最近ではインターネット上で学生用のサイトにログインして、そこで課題をこなすという形式の入学前課題もあるようなので、そのあたりも一度確認しておきましょう。

入学前課題が届かない場合の対処法とは

では、もし入学前課題が届かない場合はどうすればいいのでしょうか。順を追って説明していきましょう。

入学前課題がなかなか届かない場合、まず最初にするべきなのは、あなたの入学する学校が入学前課題を出しているのかどうか調べることです。

その方法の1つとして、InstagramやTwitterなどのSNSを使って春からあなたと同じ学校に通う人とつながり、その人たちに入学前課題について聞いてみるというのがあります。この方法は、SNSを通して早くも入学前から学校に友達を作るきっかけができるという点で良い方法ですが、聞く相手もあなたと同じ新入生なのでやはり確実性に欠けるという点であまり良くないでしょう。

より確実な方法は、なんと言っても学校に問い合わせてみることです。大学のホームページを見ればどこかに問い合わせ先の電話番号が載っているはずなのでそこに電話してみましょう。少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、きっと学校側も新入生には優しく丁寧に対応してくれるかと思います。

あなたの入学する学校が入学前課題を出していると分かった上で、それがなかなか届かない場合、次にするべきことは、やはり大学に問い合わせてみることです。これ以上に確実で手間や時間がかからない方法はありません。もしかしたら、入学前課題が届かないのは大学側の手違いや郵送上の問題が原因かもしれません。その場合はもう一度送ってもらうようお願いしてみましょう。

入学前課題が届かないまま放置したらどうなる?

では、入学前課題が届かないまま放置した場合、いったいどうなるのでしょうか。

そもそも、学校側が入学前課題を出すのは、入学前の生徒の学力を維持・向上し、入学後の授業やその他の勉強についていけるようにするためです。そのため、入学前課題が届かないまま放置し、それをやらないまま入学式を迎えてしまうと、もちろんその人の学力にもよりますが、入学後の授業や勉強について行けないかもしれません。入学後の忙しい時期に自分だけ入学前課題をやらなければいけない、ということになるかもしれません。

また、学校によっては入学前課題を成績評価の対象としていたり、入学の条件としているところもあるかもしれないので、入学後の成績が下がってしまったり、最悪の場合、あなたが合格した学校に入学できなくなるということもあるかもしれません。そうでなくても、入学する学校の先生方に「入学前課題を提出していない生徒」として認識され、悪いイメージを持たれてしまうでしょう。

やはり第一印象はかなり大切です。その後の学校生活や成績・評定に関わってくることも十分考えられるので、必ず入学前課題は確実に提出するようにしましょう。

入学前課題が届くのが遅くて〆切まで時間がない新入生へ

前項で述べたように、入学前課題は絶対に提出しておくべきです。とは言っても、入学前課題は難しくてかなりボリュームがあることが多く、届くのが遅かった場合、〆切りまでに終わらせて提出するのは困難でしょう。

また入試が終わってから入学までの自由な時間はとても貴重です。入試勉強のためできなかったor制限していた趣味に再び打ち込んだり、ずっと会えていなかった友達と久しぶりに遊んだり、バイトや資格の勉強など新しいことにチャレンジしたり……などやりたいことがたくさんあることでしょう。

自分のやりたいことを思う存分することは良い人生経験になりますし、そんな自由な時間はなかなかありません。また、実家から離れた学校に進学するひとは、引っ越しの準備や手続きなど、やらなければいけないこともかなり多いというのも事実です。

やらなければいけないこと・やりたいことが多くて忙しく、入学前課題がどうしても終わらないという人は、「課題代行サービス」というものを利用してしまうといのも1つの手です。「課題代行サービス」とは、対価と引き換えに面倒な学校の課題をやってくれるサービスです。

このサービスを利用すれば、手間や時間をまったくかけずに課題を終わらせることができます。そうすれば、時間に余裕ができ、しなければいけないことをやった上で、自分のやりたいことを思う存分できるようになるでしょう。時間をどう使うかはあなた次第です。

こちらの記事に初めて課題代行サービスを使う人向けの情報を書きましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

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